感情を見つめる・飲み込む
40歳にもなるというのに他者を羨ましいと思う気持ちが無くならない。
会社の同僚がよいデザインをしていたら素直に喜んだり尊敬したりすればよいのに、そこには同時にもやっとした感情が勝手に生じていてどうにもすっきりした気持ちになれないのだ。
それでも20代のころに比較すれば大分よくなったと思っていた。
他者との比較ではなく自分の価値観で自分を評価すればよいと思えるように言い聞かせてきたし、心のそうした鍛錬の成果と呼ぶべきものもあったかもしれない。
ただそこには自分への諦めや残された時間に対する現実が推し量れるようになってきたことも要因としてきっとある。「心が強くなった、ではない部分」でただ不感症になっていたのかもしれない。
いやはや最近の仕事のモチベーションの低下をどうにかしなくてはと思っていたのに、同僚に嫉妬するエネルギーだけはちゃんと残っているのだ。
困ったなとは思うけど、それだけのエネルギーがまだ自分にあることも驚きだ。
まずはこの感情から目をそむけずに見つめるか。
そしてしっかり飲み込んで、苦かろうが酸っぱかろうが、そろそろ本気で消化していくときなのだろうな。まったく。
#40代 #嫉妬
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