![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/116304579/rectangle_large_type_2_d89c01286c946bff5c5597b8e950b620.jpeg?width=1200)
1,000人の人の話を聴いてみる。
驚くほどにない。自分の思いを話す機会。
初めまして、としぼー といいます。
5年前にラグビー選手としてのキャリアを終えてから、
貿易実務をしたり、ジムのトレーナーなどをして過ごし、
現在は、アスリートや経営者と言った方の話を聴いたり、
チームビルドや組織づくりの支援をしたりして生きています。
![](https://assets.st-note.com/img/1694821986235-Zp1R4gOxzI.jpg?width=1200)
「生きてるだけでまるもうけ」
高校時代、当時一緒に寮生活をしていた仲間が、
ある日突然その言葉を卓上に残し、
自らこの世を去っていきました。
自分の思いを話していますか?
唐突ですが、
最近、「自分の思い」を人に伝えた機会はどれくらいありますか?
立場や職業によって、
差はあると思いますが、
人と話す機会は、それぞれの形であると思います。
「売り上げの進捗は」とか、
「このプロジェクトは」とか
自分の思いではなくて、
日常の事柄についてを
人に報告する機会です。
ですが、
人に「自分の思い」を話す機会は、
実はめっちゃ少ないんじゃないかと思っています。
「こう思ってるんだ。」
「今こう感じてるんだ」
そんなやつです。
会社員の方だとしたら、
1日8時間働く会社にいる時間で、
自分の思いを話す機会がないとすると、
7時間寝るとして、
8時間会社
通勤に往復1時間使うとすると
16時間は、自分の思いを外に吐き出す機会はないです。
もし一人暮らしで、
コミュニティーを持っていないとしたら、
1日の中で、平日の人に思いを伝える機会は、
ほぼ0です。
ちょっと極端に書いていますが、
実際これに近いんじゃないかと。
アスリートでも251人中19人が死のうか迷っている事実
2019年に国立精神神経医療研究センターがが主体となって行った、
トップラグビー選手251人に行ったアンケートでは、
全体の32.3パーセント、3人に1人が、
直近1ヶ月に心理的ストレスを感じ
全体の4.8%がうつ・もしくは不安障害の疑い。という
驚きの結果が出ています。
(https://www.ncnp.go.jp/topics/2021/20210204p.html)参照
新型コロナウィルスの感染拡大前の
アンケートであったため、
今とは少し状況が違うかと思われますが、
一見、屈強に見える
トップアスリートであっても
そうした心理状況にあるという結果が出ました。
僕自身も振り返ると、
諸々のプレッシャーや
引退後のキャリアのことを考えたりなどして、
心の状態が不安定になっていたことがあった記憶があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1694822122912-yF8EzxIktt.jpg?width=1200)
アスリートならではの部分も
あるかもしれない一方で、
アスリートでない人たちも
同じような状況にあるのではないか?と思うんです。
その原因の一つとして考えられるのが、
話のテーマでもある
「自分の思い」を話す時間のなさじゃないかと
考えているわけです。
「引退しようと思ってるんだ。」
「死にたいと思ってるんだ。」
「離婚しようと思ってるんだ」
いろんな思いが自分の中にあったりする中で、
その率直な思いを外に出せない。
この苦しさは、計り知れないです。
結果的に社会的な成功とされるものや影響力、
経済的な安定をたとえ持っていたとしても
この世を去ってしまう場合もあったり。
で、今回、そう言った「人に話す機会」を意図的に作るのはどうなんだろう?
と考え、1,000人の方の話を聴いてみるというチャレンジをしてみようと
思い、動き出してみたんです。
![](https://assets.st-note.com/img/1694822164486-SFIMlQvtqE.jpg?width=1200)
オンラインで遠く離れた方と話させていただいたり、
ハチ公前などの街中で人と話させてもらったりと
時間を過ごし、
現時点で、90名を超える方とお話しさせていただいています。
強そうに見えるアスリートでさえ、
内側で日々葛藤をしている今の世の中で、
どうにか弱さを隠そうと仮面をかぶって
過ごしてる人が少しでも
仮面をとって、自分の思いを率直に話せる機会を
作れたらと思っています。
そんな感じで、
引き続き、あちこちで話を聴いていきたいと思っておりますので、
もし、僕で良ければ、
お話聞かせていただけると嬉しいです。
話を聴かせてくださる方は、こちらからご連絡ください。