『貴方は”エメット・ティル事件”知っていますか?』Talking Blues Gig Vol.7
るるゆみこさんに、ダンナさんの経験談も披露して頂き、『エメット・ティル事件』について語ってもらいました。
Talking Blues Gig Vol.7
「貴方はエメット・ティル事件知っていますか?(For God's Shake) Give More Power To The People 」
まずはご覧ください。(約12分の動画です。内容がちょっと重いので、最後に素敵なCool Bass man の素敵な歌声付きです。)
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事件の詳細は、この記事で
エメット・ティル殺害事件は、後の60年代に公民権運動の世界に飛び込んでいく青年たち、全世界のアフリカ系アメリカ人 Jazz・Blues・R&Bアーティストたち、そして全ての「黒人」という同じ人種に属している人々の心に刻まれている事件だ。
アメリカ深南部の増悪な暗部が、一気に全米に知れ渡った事件
黒人にとっては、子供さえも人種差別や頑迷さや死からも安全ではないことを示した事件
Chi-Lites - Give More Power To The People!!
Bob Dylan - The Death of Emmett Till (lyrics)
ディランが訴えたかったのは、こんな残忍な白人犯人を有罪にできなかった裁判所やジム・クロウ法だけでなく、ジム・クロウ法の存在を甘受している民衆全てに向けられているものです。
この曲はディランのスタジオ アルバムには収録されていませんでしたが、
『The Bootleg Series Vol. 9: The Witmark Demos: 1962–1964』(ReleasedOctober 19, 2010)に収録されました。
Emmylou Harris- My Name Is Emmett Till
エミル―・ハリスの26枚目のスタジオアルバム『Hard Bargain(2011)』収録曲
Sam Cooke - A Change Is Gonna Come
サム・クックの気持ちを動かしたのは、1963年8月に発売されたボブ・ディランの「Blowin' in the Wind」と、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が人種差別撤廃を訴えた「I Have a Dream」演説だと言われています。
サム・クックは、白人の青年(ディラン)がこうしたプロテストソングで声を上げているのに、黒人である自分がそういうことをできていないことへの忸怩たる思いだったと伝えられていますが、、、
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