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♬ 晋三がね、官邸でおちおちかくれんぼ どんなに上手にかくれても、私が…♬
政治はいつの時代でも【劇場型】の要素を強く持っている。
政治は、多くの人々の賛同を得なければ大きな政策などを実行できないので、選挙において“無党派層”や“政治無関心層”である若者などに興味を持たせる【空気】の醸成は、勝敗を大きく左右する。
“小泉劇場” “マドンナ旋風” に代表されるように、【一種のブーム】を作り出す“ショー的要素”は効果的だ。
日本は“法治国家”なのだから、
政治家にとって“最もやるべきこと”は、時代に合った法整備をすることだと思う。
成立する法案は、閣議決定された閣法が通る確率が9割ほどなのに対して、議員立法で成立する法案は1割程度という現状だ。
つまり、与党が多数を占める議会では、野党が代案を提出して通る確率は低いので、政権をとらないと、簡単に法律を作ることはできない。
従って、野党の役割は、与党政府から出されてきた法案に対して、問題点を抽出して、【ツッコミ】を入れて
『野党の意見によって内容が大幅に修正された』
『国民目線の法案に生まれ変わった』
という印象操作するか、
廃案をめざすことになる。
内閣不信任決議案提出、委員会を欠席することで審議拒否、牛歩戦術といった“時間の無駄”としか思えない【国民向けパフォーマンス】を行うことによって、メディアに取り上げてもらう。
国民の関心のあるテーマで、与野党が大きく対立しているからこそ、メディアは大きく報じてもらうことが重要。
TVのワイドショーでは、臨時国会を召集して『新型インフルエンザ等対策特別措置法(以下「特措法」と略す)』を改正して
「法的拘束力と休業補償のある休業要請にすべき」
という声ばかり。
一種の“特措法”改正ムードは高まっている。
野党4党が臨時国会の召集要求を行ったが、
政府・与党は、10月以降に臨時国会を召集する方向で調整中と回答した。
何、口ごたえしてんの?やれって言ったら、やるのよ。あんたら与党でしょ?
なんで雲隠れしてんの?
コロナウイルスに夏休みなんだから、
与党議員の方々から
「特措法の改正やろう!」
って国民向けパフォーマンスしたらどうなの?
何、口ごたえしてんの?やれって言ったら、やるのよ。あんたら野党でしょ?
あんたらも、政権交代を狙うのであれば、
「“揚げ足取り”はしないから、まず“特措法の改正”についてやろう!」
と言い切るくらいの、国民向けパフォーマンスしたらどうなの?
現政権と別のビジョンを示すチャンスなんじゃないの?
「ずいぶんと『おイタ』してるんじゃないの?」
「アタシが代わりにお仕置きしてあげる」
「晋三がね、ネットでおちおちかくれんぼ どんなに上手にかくれても、私が…」
証券取引等監視委員会事務局証券検査課統括検査官 黒崎 駿一 より