佐々木徹

気象庁で環境関連業務に携わったのちリタイア。社会が科学的な根拠と理解のもとに動くことを願う。 虚無僧の吹いた古典本曲の尺八の世界に遊ぶ。 人生は縁に繋がれた旅路。この先、どんなお方に出会うやら。 写真はふるさとの味、はらこめし。

佐々木徹

気象庁で環境関連業務に携わったのちリタイア。社会が科学的な根拠と理解のもとに動くことを願う。 虚無僧の吹いた古典本曲の尺八の世界に遊ぶ。 人生は縁に繋がれた旅路。この先、どんなお方に出会うやら。 写真はふるさとの味、はらこめし。

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NHKあさイチ「知っておきたい ワクチンと救済制度」関連部分発言文字おこし

NHKあさイチ「知っておきたい ワクチンと救済制度」関連部分発言文字おこし  Googleドキュメントの文字起こし機能を使い、その後適宜手元で修正した。 文責:佐々木徹  2024年9月1日18時10分  9月4日0時45分発言者記載改訂 ポイント:「予防接種健康被害救済制度」は、ワクチン接種との因果関係が不明の場合でも、疑いが否定しきれない場合に、接種後に健康を害した人の救済の制度であることの説明は途中ありましたが、ゲストや視聴者の声で構成される全体の論調はワクチンによっ

    • 筑波大学でのHPVワクチンキャッチアップ接種報道のお願い…茨城県内各メディアへの手紙…

      2025年3月までのHPV ワクチンキャッチアップ接種を広げるため、各地での努力が続いております。筑波大学では学内で接種できる体制を整える「HPVワクチンプロジェクト@筑波大学」を進めています。大学内での接種を進めるだけでなく、これを地域に広げることこそが求められます。そのため、茨城県内の各メディアに以下の手紙を送付し、大学での接種を取材し、報道するよう依頼しました。以下に、送付した手紙の内容を公開します。 +++++++++++++++++++++++++++++ 茨城県内

      • 地方議会に潜むHPVワクチンに疑問を投げかける議員の存在

         茨城県では、5月25日に県保健福祉部疾病対策課長から各市町村保健衛生主管課長宛に「子宮頸がんワクチン接種に関する情報提供について」と題する文書を発出し、接種対象者とその保護者に対し、接種について検討・判断ができるよう個別送付による情報提供を行うよう求めました。10月9日に厚労省健康局長は各都道府県知事宛に対象者や保護者に対して個別に情報提供することを徹底するよう求める通知を出しましたが、茨城県の動きはそれを待つことなく行ったもので、全国でも先駆的な動きで称賛に値します。

        • HPVワクチン、茨城県で高校1年女子家庭への個別通知が始まった

           茨城県でこの6月からHPVワクチンの接種対象女子(小学6年から高校1年)の家庭への個別通知が始まりました。茨城県が市町村に文書を出したことによるもので、特に最後の1年となる高校1年生には接種スケジュールも含めて伝えるよう要請されてます。市町村により対応はさまざまなようですが、高校1年生には少なくとも送り始めているようです。何とかこの流れを確かなものにし、全国へと広げたいものです。そこで、これをまずは地元茨城で報じてもらえるよう、つくば市に支局を持つ報道各社を中心に取材・報道

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        • 科学・環境・医療
          4本

        記事

          HPVワクチンの個別通知に関する副反応検討部会での新たな方針を受けて、つくば市に送付したメール

           1月31日に厚労省の厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)が開催され、「積極的勧奨とならないよう留意」という謎の制限は残しつつ、接種の方法(当該自治体における接種日時・接種場所等)を新たなリーフレットとともに対象者に個別に送付するという提案がなされ、了承されたとのことです。昨年、私の住むつくば市においては、HPVワクチンに反対する議員による質問が議会でなされて以来、これを危惧した市内医療関係者による市への働きかけ、接種推進に賛成する議員による議会質問と

          HPVワクチンの個別通知に関する副反応検討部会での新たな方針を受けて、つくば市に送付したメール

          HPVワクチンに関する質問状へのつくば・市民ネットワークからの回答と、それに対する私の返信

           つくば市議会でHPVワクチンに関する質問がなされたことに関し、質問した議員の所属する市議会会派「つくば・市民ネットワーク」に対して私は質問状を7月18日に送付し、それに対する回答を8月21日に受け取りました。残念ながら、議会発言の誤りについて事実関係に基づいた根拠を示した私の質問内容を真摯に吟味した形跡はなく、失望を禁じえません。もっとも、私の指摘した事実、論理を踏まえた議論になれば、おのずと自分たちの主張の誤りを認めるしかないので、議論に入ることを拒まざるを得なかったのか

          HPVワクチンに関する質問状へのつくば・市民ネットワークからの回答と、それに対する私の返信

          つくば・市民ネットワーク様 【HPVワクチンに関する小森谷議員の議会発言についての質問状】

           つくば市議会の6月議会において、市議会会派「つくば・市民ネットワーク」に属する小森谷さやか議員がHPVワクチンに関する質問を行いました。それに関して、一市民である私から質問状をつくば・市民ネットワークに対して送付いたしました。以下がその全文です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー     つくば市民の佐々木徹と申します。つくば市議会6月議会において貴会派所属の小森谷さやか議員がHPVワクチンに関して質問を行いました。子宮頚がんあるいはH

          つくば・市民ネットワーク様 【HPVワクチンに関する小森谷議員の議会発言についての質問状】