Not in service #6「JPN」出演します
半年ぶりくらいに演劇をやります。
私のユニット「正直者達」の公演にここのところ何回か出てもらっている村岡正喜さんの劇団、not in serviceに客演します。
自分の芝居だったらどれだけでもネタバレを書けるのですが、仮にも他人様の公演なのでそこには慎重に、関係あるような、ないような話を書いていこうと思います。
キーワード
今回の公演のキーワードはなんだろう。考えてみました。
JPN
植物
団地
元彼
パッと思いつくのはこのあたりですね。これらをテーマに、ちょっと考えたことを書いてみたいと思います。
JPN
つまらない人間になったな、と言われることを承知で正直に書くのですが、まず思ったのは「画像かな」ということでした。「それは『jpg』!」と自分で(脳内で)ツッコむところまでがセットでした。絶望。jpgなんて芝居書くか、と。今回は「JPN」です。
JPN。
日本。3人の頭文字。orz。でつ。ぷ。J( 'ー`)し。頭の中に思い浮かんだものを浮かんだまま書いてみました。
まあ、どう考えても「日本」のことなんでしょう。3人の頭文字というのの3人の名前はジンジンとピンピンとニンニンで確定です。パンダみたいだけど。
ジンジンとピンピンとニンニンの3人の、日本にまつわる話。何が一番今の日本らしいでしょうか。
自分の肌感覚での話にはなりますが、今の日本はインフラとかを見ればとてもキレイで豊かだといえるのではないでしょうか。制度もその運用も基本的にはキレイで整ってると言っていいと思います。
じゃあ幸せかというと、幸せではあるはずなんだけど、なんとも言えない閉塞感が同時にあるように感じます。この先劇的な変化は期待できないし、ましてや自分がそういったことに関わることなんてできない。(誰からみても)上の世代が多すぎる。
そして将来を見ると、人口減少、少子高齢化、地方の衰退、それに続いての都市部の衰退。それがほぼ確実な未来として見えているのに誰も何もできない。地方も老人も誰も見捨てられないからです。
下手に現状が豊かなものだから、今のままでなんとかなるもんだから、リスクを取る選択をしづらく、ゆるやかに死んでいくしかない。それが嫌なら日本を出るか、バカになるしかない。
そんな豊かさと閉塞感が日本らしさかなと、ザ・日本企業に勤める私は思ったりします。
そんな世界でジンジンとピンピンとニンニンに何をさせようか。鳥人間コンテストに出たあと「だから何になるんだ」と虚しくなって、3人の方向性がズレていきながらも翌年の鳥人間コンテストを結局とりあえず目指す話とか、いいかもしれないな。
上に書いたことは今回の芝居には全然関係ありません。けど、もしかしたら根底には通ずる部分があるかもしれません。
おまけ
ちなみに「jpg」を書くなら、会社のどこかにあるファイルの拡張子を「.jpg」に変えるととんでもないエロ画像が見られる、という噂に取り憑かれて、会社のサーバー全てのファイルを画像に変えてしまった1人情シスの男が、それに飽き足らず(というかとんでもないエロ画像が見つからず)、向かってくる他の社員達を倒しながら、他社のサーバールームに侵入する話。最後の戦いの舞台はAmazonのデータセンター。
他のキーワードについては次回以降に。
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