見守りGPSを購入した
4月から小学生になる娘に見守りGPSを購入した。
娘の登下校が心配だとか思う気持ちもないわけではないが、たぶん一番の理由は親である私がこういうガジェットが好きだからだと思う。こういうのが欲しくてたまらないのである。
それにはボタンがついており、長押しすると親のスマホに押しましたと通知がくる。さらに、そこからGPSの頻度が高くなり、緊急モードになるらしい。
最近は音声を送り合えるのもあるが、これだと充電の消費が激しくなる。頻度高く充電するのは面倒だし、使いたいときに充電がなくなるのはこまる。居場所がわかればよいので、音声機能は不要である。
見守りGPSを購入するメリットは、誘拐されたり危険な目にあったときのためにではない。実際に誘拐なんて滅多にないので、心配する必要はない。
メリットは、娘に与える安心感である。
いま自分がどこにいるかを親が知っているというのは、安心感があるはずである。たぶん。
例えば学校からの帰り道、どうせ娘は急に友達の家に遊びに行くことになる。連絡を忘れても、親は自分の居場所がわかるのだから大丈夫と考えるはずである。相手の親から連絡は欲しいのだけど。
私たち夫婦も互いに居場所を共有している。
連絡がつかないときに居場所を確認して、いま職場なのねとか、保育園に迎えに行っているのねとか確認できる安心感がある。また、連絡を忘れていても相手が自分の居場所を確認してくれる安心感もある。
仕事終わりにフラフラしているとバレてしまうので、自制心もつく。職場で妻とGPSを共有していることを話すと驚かれることが多い。というか他にGPSを共有している人に出会ったことがない。自分なら絶対にやらないと公言してくるが、やましいことがあるのだろうか。
娘にも小学校帰りにフラフラと適当な寄り道をしないよう、自制心をつけて欲しいと願う。