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【イタリア】ユーロ€圏への旅行。外貨両替とクレカ決済の手数料について


【なるべく損はしたくない。支払いはどうするべき?】

海外旅行に行くとき、必ず「両替」のことを調べませんか?

基本、クレジットカード決済ができるとは言っても、100%カバーできないのが実情だと思います。

大抵の人は、日本で両替していく、現地の空港でとりあえず両替するもしくは空港のATMで引き出す。といった方法を取っていると思います。

しかし、
「結局どうするのが一番お得なのか?」

3月のイタリア旅行の記録を掘り返して、お得で手間がかからない方法を検討したい思います。

【クレジットカード決済】

ナポリやシチリアでの支払いの詳細を3件ほど見ていきます。↓

・支払い1(ユーロ円 144.67)
42.93€ → 6329円 (1.9%) VISA

・支払い2(144.36)
14.99€ → 2212円 (2.2%) MasterCard

・支払い3(143.80)
31.49€ → 4623円 (2.1%) VISA

ちょっと見づらいですが、()内がマージンです。

クレカ支払い(円貨決済)は為替手数料込みで約2%の上乗せでした。
やっぱり優秀でした。これには勝てませんね。

また、VISAとMasterCard間でほとんど差は無いようです。

ナポリではキャッシュレス決済が進んでいて、VISAのタッチ決済端末を導入しているお店がここ数年で急激に増えてます。(もちろん従来の差込型でも払えますよ)

基本はクレカ決済をするべきですが、露店や老舗のお土産屋などでは現金のみの店舗もあります。
また、支払い直前になって「うちは現金のみだよ」と言われることもあるかもしれません。しっかり確認しましょう。

【現地での両替】

ローマの両替屋での結果です。

レート143.80
¥20000→96€ (45%) @ローマ

(見かけのレート(25%)からサービス料として20%くらい上乗せされる。合計で45%引かれてます。。めちゃくちゃ損です。
サービス料に関する紙がガラスの仕切りに貼ってあります。よく読んでください。話せる人はextra feeが何%かかるか直接聞くのが良いと思います。)

いろんなところに旅行行きましたが、サービス料がかかるのは初めてでした。ヨーロッパでは普通なんですかね?

現地両替商は緊急時以外、利用すべきではないです。

ナポリはレート見れてません。。

【現地での引き出し(円→€)】

三井住友銀行の日本円を現地通貨で引き出しました。日本円を所定のレートでユーロに変え、現地通貨を海外ATMで引き出せます。

↓手数料について
https://qa.smbc.co.jp/faq/show/2897?site_domain=default#:~:text=なお、海外ATMでの,する場合がございます。

・空港にて(ユーロ円 144.66)
50€ → 8911円(23%)+110円

・街中のATM@シチリア(144.36)
100€ → 17176円(19%)+110円

・街中のATM@ナポリ(143.87)
100€ → 17039円(18%)+110円

現地引き出しは約20%+110円の手数料がかかります。ただ、ローマの両替商よりはマシです。

【サマリー:これからユーロ圏(イタリア)に行く人へ】

決済は基本クレカにしましょう。
現金のみのお店は、2.5%〜20%(換金方法による)割高だと考えるべき。

・日本円を持ち出したくない人
→住信sbiで外貨買って引き出しがお得。(アメリカ編で書いたやつ。2.5%〜で両替できます。)
→もしくはキャッシング&繰上げ返済が候補に挙がるかもしれません。(未検討です)

・日本円をを持って行く人
→お得な両替商を探しましょう。基本観光地では両替しない方が良いです。サービス料含めてマージンが20%以下なら、引き出しよりはお得ですね

【追記 23/6/30】

€の為替手数料は、住信SBIのこちらのページに14銭と書いてあります。
これ、本来なら基準レートからのズレと一致するはずなんですが、倍の28銭になってるんですよね。(米ドルではそんなこと起きてないです)

売却-買付レート差 28銭(0.28円)(2023/6/30昼時点)
 売却157.24
 買付157.52
基準レート(157.38)からのズレは0.14円なので、
ユーロの買付手数料は0.089%です。
10万円分ユーロを購入&即売却しても89円しかとられません。

いずれにせよ、海外ATM利用手数料の2.5%(これも低いが)に比べたら為替手数料は無視できるほど低いです。


ご覧いただきありがとうございました!


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