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神さまが語るパンゲアの歴史#6

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本の紹介

バシャールがおすすめする数少ない本に、シエン・デロハンの『意志の正しい使い方 (Right Use of Will)』があります。この本は「大いなる全て (all that is)」、つまり神さまから直接チャネリングして書かれた本だとバシャールはいいます。本の内容はバシャールや並木良和さんの教えと共鳴するところが多く、まさに「針の目」もしくは「大激動の時期」を抜けてアセンションに向かう私たちにとって、貴重な叡智やインスピレーションがたくさん詰まっています。現時点で日本語の翻訳は出版されていませんが、著者と版権のお話を済ませ、並木良和さんに帯を書いていただくことになっています。ご興味のある出版社の方、ご連絡お待ちしています。

神さまはこの本の中で、私たちはいま地球の歴史上、重要な岐路に立っていることや、否定を手放すことで分離してしまったスピリット ('Spirit')と意志('Will')を統合できることなどについて話しています。さらに、パンゲア (パン)、レムリア、アトランティス時代の歴史を神さま視点から明らかにしています。今まで神さまとの対話や、神さまからチャネリングした予言の書などは出版されてきましたが、有史以前の地球のお話を神さまから直接チャネリングした本はとても珍しいです。バシャールは、「本当の地球の歴史」は2023年9月現在で47%しか開示されておらず、オープンコンタクトが始まってからその全貌が徐々に明らにされていくといっています。本当の歴史をいま知りたい方は、ぜひこの本を読んでくださいね。今日は「パンの大陸」の#6を見ていきます。昨日登場した「裏切りの炎のドラゴン」が、さらなる権力を手にいれるために大きな賭けに出るというお話です。


今日のテキスト: 「パンの大陸」 (#6)

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地球のスピリットは、兵士たちからの支配が増えるにつれて自分たちはどんどん貧しくなってきていることに気づきました。地球のスピリットは恐れの感情を持っていましたが、多くの者は恐れを怒りで隠していました。また、私に対して恐れを持っていたために、私に助けを求めることができませんでした。私の名前を呼びながら「助けてください」とは言っていましたが、私から返事が返ってこないことを不安に感じながら、自分が望む答えとは違うこと私に言われることをとても恐れていました。地球のスピリットは助けを求めて私に懇願しましたが、私は返事をしませんでした。それからいっそう地球のスピリットたちは、「やっぱり神が兵士を使いとして地球に送ってきたのだ」と怖がりました。

私は兵士のスピリットを地球に送ったわけではありませんでしたが、兵士たちを地球から引き上げて地球のスピリットの苦しみ取り除くこともできませんでした。

兵士たちには彼ら自身の考えがあったので、私の声を聞こうとしませんでた。地球のスピリットを助けるために後を追ってきた天使やレインボースピリットたちも、地球では私の光を受け取れなくなり「もう光から遠ざかってしまった」と感じていました。地球にいるスピリットたちの混乱と恐怖はどんどん大きくなったので、裏切りの炎のドラゴンはこのように混乱した状況を利用する計画を立てました 。そこで裏切りの炎のドラゴンは「大規模なパーティーに地球のあらゆるスピリットを招待して、それぞれの個性を祝福すれば、みんな気分が良くなるだろう」と提案しました。そのうえ「他の炎のドラゴンもちゃんとパーティーに参加できるように、その夜は自分一人で地球の守り番をしよう」と申し出ました。

他の炎のドラゴンは裏切りの炎のドラゴンを疑っていました。ですからパーティの夜は、一匹一匹が交代でその裏切りの炎のドラゴンと一緒に地球を守ることに決めました。しかしそのうちの一匹の炎のドラゴンは、裏切りの炎のドラゴンと一緒に守衛の任務に就くことに耐えられませんでした。この炎のドラゴンは自分が守衛する番になった時「みんなパーティーで大忙しだから誰も自分に気づかないだろう」と自分に言い聞かせながら、守衛の任務を離れて炎の海に飛び降りに行きました。この炎のドラゴンは自分の任務を放棄していい気分ではありませんしたが、自分の本当の気持ちを否定していました。そのため「任務を離れる」という選択をする以外に、どうやって自分の自由意志を使えばいいのかわからなかったのです。

裏切りの炎のドラゴンにはある計画があり、空で自分一人になれる隙を伺っていました。彼は私に抵抗する別の勢力と親しく交わっており、空で自分一人になったらすぐにその勢力を地球に呼んで迎え入れました。裏切りの炎のドラゴンは「この新たに地球に入ってきた勢力を自分が支配すれば、地球のスピリットを威嚇できる」と思っていたので「もうすぐ自分が地球の全てを支配できるだろう」と期待していました。

実際には、この新たに地球に入ってきた勢力はすでに他のスピリットに支配されていました。しかし裏切りの炎のドラゴンは「権力」という観念に関して誤解していたので、この勢力が他のスピリットにすでに支配されているという事実に気づけませんでした。新たに地球に入ってきた勢力は彼らを支配しているスピリットと共に、炎のドラゴンを吹き飛ばしました。さらに、あらゆるものを破壊しつくす怒りの矛先を地球に向けて、乾燥した荒れ狂う宇宙の熱風で地球を襲いました。「もうすぐ地球を乗っ取れるぞ」と思っていた裏切りの炎のドラゴンは、ぬいぐるみのように焼き焦がされて地面に叩きつけられました。身を隠すために洞窟にはっていくこともままならず、激痛に悶え苦しみながら、痛みから逃れるために炎のドラゴンとしての姿形を捨て去ろうとしました。

その夜、この乾燥した熱風がパンの地表を吹き荒れたので、パーティーを楽しんでいたスピリットたちは大慌てで避難所に逃げ込みました。植物は焼き払われ、焼かれた地面には大きな亀裂が走り、地球は耐えられないほど蒸し暑くなりました。そのように荒れ狂った熱風はついに地球の中にまで到達して火山と地震を引き起こしました。この乾燥した熱風は絶えず地球の地表を動き回り、最後に燃え尽きるまで、行く先々であらゆるものを破壊して猛威を振るいました。

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Reserved: 2024.1.25


訳者コメント

今日のテキストは翻訳していて、とても悲しくて恐ろしい気分になりました。まるで中世以降の歴史の教科書を読んだ学生の気分です。神さまと地球の恵みへの愛と感謝によって培われた世界の美しい文明 ー マヤ、ネイティブインディアン、アイヌ、琉球、アフリカ大陸の多くの種族、etc. ー が帝国主義者に容赦なく侵略されるページを繰りながら、絶望的な気分になった歴史の授業を思い出します。生きたおとぎ話として神さまが創ったはずの地球の自然は、まるで大きな核爆弾のような恐ろしい強風によって破壊されてしまいました。パンのお話が進むにつれて否定は積み重なり、だんだんみんな「本当の気持ち」がわからなくなります。そうなると、守り番をサボって地下に行った火の竜のように、自分の「自由意志」を正しく使えなくなり、心から望む現実からますます遠のいてしまいます。ふう。暗いお話のページを読み進める前にちょっと一息つきたくなりますね。

神さまは他の章で、本来の自分を取り戻すには、正義感やロジックをいったんわきに置いて、目を閉じて自分の身体の感情に耳を澄ますことが大切だと教えてくれます。例えば「あの人たちは間違っている!」という考えについ熱中しているとき、自分自身に聞いてみてください ー 肩は凝りますか?夜は気持ちよく寝れますか?胸の辺りがたまにドヨンと重たく感じる時はありますか?もしも身体にそんな感覚があるなら、あなたはとてもラッキーです。その身体の不快感は「手放す準備がととのった否定がここにあるよん」というサインだからです。否定さえ見つかればあとはバシャール並木良和さん、エイブラハムなど、どのメソッドでもいいので自分にとって一番しっくりくるやり方でその否定を手放して神さまにそっとお返ししてください。今日このページを翻訳することで湧き上がってきた悲しい記憶や深い恐れを、私はそっと神さまにお返しします。私の中にまだある否定に気付かせてくれて、どうもありがと。


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