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100 BEST SONGS OF 2024 | 2024年のマイベスト100曲<前篇:100〜51位>

2024年の私的ベスト・ソング100曲を選びました。
2024年にリリースされた楽曲が対象で、1アーティストにつき1曲まで。
思いつくものには一言コメントを入れています。


100位 James Blake - Like The End

RadioheadよりRadiohead。
Jon Rafmanが手がけるMVは、ベスト・生成AI・オブザイヤーかもしれない。

99位 Lord Spikeheart - TYVM ft. SAIONJI BBBBBBB

ケニアのエレクトロ・ディストピアン・グラインドコア・バンド、DUMA(Nyege Nyege Tapes、SubPop)のフロントマンが初のソロ・アルバムでBBBBBBBの西園寺流星群とコラボ。

98位 Fred again.. & SOAK - just stand there


97位 Anna Butterss - Pokemans

ジェフ・パーカーやマカヤ・マクレイヴンも認める、LAの注目ベーシストのソロ2作目より。
アコースティックとエレクトロニクス、構築と即興、の絶妙なバランス感覚。

96位 石橋英子 - Evil Does Not Exist V.2

『悪は存在しない』サントラ。

95位 Cordae - Mad As F*ck


94位 テレビ大陸音頭 - 俺に真実を教えてくれ!!

インタビューを読むと2倍良く聴こえた曲。

93位 DJ Suzy — Caught by a wind


92位 Schuwa Schuwa - Mint

NewJeans以降の、ネオ・シティポップのその先の音。

91位 Hedigan's - LOVE (XL)

ジョニ・ミッチェル×ジャコ・パストリアス以来の、歌とフレットレス・ベースの完璧な掛け合い。

90位 O. - 176

Speedy Wundergroundから7インチを出していたサックス&ドラムのデュオが今年アルバム・デビュー。


89位 小雨ちゃん - 軽蔑


88位 LEX & LANA - 明るい部屋

フェス発信で楽曲が生まれ、オーディエンスにもきちんと支持される、その現象自体にも感動。

87位 ScHoolboy Q - Yeern 101


86位 Beyoncé & Post Malone - LEVII'S JEANS

ハーフタイム・ショーでのパフォーマンスが印象的だったのでこの曲を。

85位 _BY.ALEXANDER - BYA


84位 Arooj Aftab - Autumn Leaves (feat. James Francies)


83位 角銅真実 - 長崎ぶらぶら節


82位 George Daniel - Screen Cleaner

時代を作ったCharli XCX。そのパートナーであり、The 1975の心臓であるGeorge Danielが今年ソロ・デビュー。
リミックスを手がけたのは、JockstrapのTaylor Skye。

81位 Marty Holoubek - Uncle Izu (feat. May Inoue & Shun Ishiwaka)

飛行機のなかで書かれた曲だそう。
3和音のベース・リフの裏で畳みかける石若駿のドラミングの気迫。

80位 Party Dozen - Coup De Gronk

デヴィッド・リンチーなサックス・ハーモニーの衝撃。

79位 ずっと真夜中でいいのに。 - 海馬成長痛

J-Popのなかでループするコード進行を実に見事に展開。
二家本亮介のベース・プレイは、まさに“自由自在”という貫禄。

78位 The Cure - All I Ever Am


77位 Cwondo - Wan!


76位 Nilüfer Yanya - Method Actor


75位 Astrid Sonne - Do you wanna


74位 HYUKOH(혁오) & Sunset Rollercoaster - Young Man

この内容を、英語で、アジアのバンドたちが、明るく歌う意味。

73位  壷阪健登 - When I Sing


72位  Smerz · Allina - Dangerous

NewJeans「ASAP」も手がけたノルウェーのデュオの新作より。
彼女たちが今年リリースした「Girls just wanna have fun」(Cyndi Lauper)の新解釈も素晴らしかったけど、カバーなのでこちらを選出。


71位 GeGeGe - 種を蒔く人

「ずっと研究続けてる俺たち」というフレーズに泣かされた曲。

70位 The Smile - Zero Sum

なんだこのSquidみたいな新人バンドは? と思ったらトム・ヨークだった。
ジョニー・グリーンウッドはこの謎のギター・リフをスラップみたいな奏法で弾いているよう。

69位 Kate Bollinger - Any Day Now

楽曲はクラシックだが、紛れもなく2024年の音でカッコいい。と思ったらMix & ProduceはSam Evianだった。
Kate Bollinger は今年、Jessica Pratt「World on a String」のMVも手がけていた。

68位 MILLENNIUM PARADE - KIZAO feat. Rauw Alejandro, Tainy

今年さいたまスーパーアリーナで観たラウ・アレハンドロのライヴ、人生最高レベルで音がデカかった。
常田大希の才能と行動力に来年も期待。

67位 Julian Lage - Northern Shuffle


66位 claire rousay - lover's spit plays in the background

今年Festival de FRUEでも観たが、ライヴだと彼女の声の特別さによりやられる。

65位 Get Back To 人生 - Official髭男dism

メインストリームだからこそやるべき挑戦を正しくやっていてリスペクト。
シティ・ポップを取り戻す気概、曲タイトルもカッコよすぎる。

64位 Chrystabell & David Lynch - Sublime Eternal Love

ビデオはもちろん、デヴィッド・リンチ。

63位 Lanes - あなたがここに来るまでに用は済みそう

Stones Throw Studiosがサポートをするのも納得の、日本のベッドルーム・サイケデリックの傑作。

62位 Mermaid Chunky - Céilí

英デュオがJames Murphy(LCD Soundsystem)のDFAから2nd作をリリース。

61位 Fat Dog - Peace Song


60位 Big Animal Theory - Let Go


59位 ZAZEN BOYS - 永遠少女

ベーシストMIYAも、「この曲を演奏するために今までベース弾いてきたんだと思った」と語っていた、ZAZEN BOYS 12年ぶりアルバムからのリード曲。
インタビューもやらせていただきました。

58位  Sam Wilkes - I Wanna Be Loved

観ると常に、「ベースって最高の楽器」と思わせてくれる、今一番好きなベーシスト。


57位 Daryl Johns - Happy

Mac DeMarcoのレーベルからLemon Twigsのサポート・ベーシストがソロ・デビュー。


56位 BADBADNOTGOOD ft. Tim Bernardes - Poeira Cosmica

Arthur Verocaiのストリングス・アレンジが美しい。
今年11月に観たTim Bernardesのバンド、O Ternoのライヴは私的2024年ベスト・ライヴだった。


55位 Ariana Grande - yes, and?

2025年も、“うん、それで?”の精神でいこう。
敬愛するマライア・キャリーを客演に迎えたリミックスも感動的。
リファレンスとなったマドンナ「Vogue」の“色褪せなさ”もすごい。

54位 Summer Eye - 三九 (Thank You)

シャムキャッツ解散から4年。39歳(三九)の彼の今の活動、サウンドの変化に勇気をもらいます。
29歳として響くものもあった。

53位 Sabrina Carpenter - Espresso

2024年夏の匂いを思い出すに違いない、珠玉のサマー・アンセム。


52位 ILLIT - Magnetic

Apple Musicで聴けるDolby Atmos版もEP丸ごと聴くべき。

51位 小沢健二 - Noize

リード・ヴォーカルを他者に任せることで、リズム・ギタリストとしての小沢健二が炸裂。
自身のサイトを使ったリリース方法もおもしろかった。


後篇(50〜1位)はこちら。




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