![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121903265/rectangle_large_type_2_33ea6599f126601736964353a2a6e9ab.jpeg?width=1200)
336位:ロキシー・ミュージック 『Avalon』|「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは、2020年に8年ぶりに改訂された『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選』のレビューを翻訳しています。
336位:ロキシー・ミュージック 『Avalon』(1982年)
![](https://assets.st-note.com/img/1700151428632-zK3CQf72dU.png?width=1200)
<レビュー翻訳>
エッジが効いていて大胆な、ロキシー・ミュージックの1972年のデビュー・アルバムのプロデューサーを務めたピーター・シンフィールドは、『Avalon』について“あいつらはナイーヴさを失ってしまった”と述べている。彼らの本作のサウンドはふわふわとして、かつ洗練され、色気がありながら成熟しており、まっすぐにロマンティックである。シンセ・ソウルの金字塔である「Avalon」は彼らにとって最大のヒット作であり、彼らの最後の曲であり、ロックの持つエレガンスと洗練さの到達点である。同曲のレゲエ的な軽快なリズムは、ボブ・マーリーに触発されたもので、ボブは70年代にロキシー・ミュージックと同じスタジオで録音を行なっていた。
(翻訳:s.tsujimoto、 原文へはこちらから)
<ランキング比較>
参考として、この500枚のリストで「このアーティストの作品が何枚ランクインしたか」と、前回版(2012年版)とのランキングの比較についても調べ、以下にまとめています。
【2020年度版】
『Avalon』順位:338位
ロキシー・ミュージックのランクイン枚数:2枚(本作以外は、351位:『For Your Pleasure』)
【2012年度版】(前回版)
『Avalon』の順位:429位
ロキシー・ミュージックのランクイン枚数::2枚(本作以外は、396位:『For Your Pleasure』)