378位:Run-DMC 『Run-D.M.C.』(1983)|ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)
このnoteでは2020年に8年ぶりに改訂された「ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選 」の英語サイトからの解説文翻訳(とたまにレビュー)の連載をしています。本日はこちらのアルバムです。
378位:Run-DMC 『Run-D.M.C.』(Profile, 1983)
<解説文の翻訳>
クイーンズのホリスから出現したクルーは、デビュー作でヒップホップの黄金時代を築いた。それは、街中のラジカセで爆発するように作られた最初の偉大なラップアルバムだった。Jam Master Jayは「俺たち以前のラップレコードは陳腐で、すべてがソフトだった。誰もハードビートのレコードを作らなかったんだ。」と語る。Run-DMCは、"Sucker MC's"のBボーイ的な威勢の良さ、"Rock Box"のメタルギター、"Hard Times"の政治的リアリズムでそれを変えた。彼らのボースティングはこうだ。「"Just snap your fingers and clap your hands/Our DJ's better than those bands. "(指を鳴らして手を叩け/俺たちのDJはここらのバンドよりイカしてるぜ。)」
(翻訳:Shu Tsujimoto、 原文へはこちらから)
<ランキング比較>
参考として、「このアーティストのアルバムが500枚のリストに合計何枚ランクインしていたか」と「このアルバムの順位が前回版(2012年版)ランキングと比べてどう変わっているか」についても以下に調べてまとめています。
【2020年度版】
同アルバムの順位:378位
同アーティストのランクイン枚数:2枚(本作の他は、209位『Raising Hell』)
【2012年度版】(前回版)
同アルバムの順位:242位
同アーティストのランクイン枚数:2枚(本作の他は、123位『Raising Hell』)