340位:スヌープ・ドッグ『Doggystyle』(1993年)|【ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選(2020年改訂版)】
このnoteでは、2020年に8年ぶりに改訂された『ローリングストーン誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」500選』のレビューを翻訳しています。本日はこちらのアルバムです。
341位:スヌープ・ドッグ『Doggystyle』(1993年)
<レビュー翻訳>
スヌープ・ドッグが登場するまでは、ラップ界はおろか、ロック界にさえも、冷静なささやき声がシャウトよりも脅威になり得ることに気づいている者はほとんどいなかった。スヌープは決して興奮することなく、警官に威圧的な態度をとるときも、バスタブで彼の背中を洗う女性に話しかけるときも、同じ落ち着いたトーンで話す。「Gin N Juice」と「Who Am I (What's My Name)?」でのエマニュエル・ディーンとドクター・ドレの見事なGファンク・プロダクションは、彼のデビュー作に莫大なセールスを保証し、インド風のスパイスを効かせたユル〜い雰囲気のコンプトンのストリート・ライフの物語を描いた。
(翻訳:s.tsujimoto、 原文へはこちらから)
<ランキング比較>
参考として、この500枚のリストで「このアーティストの作品が何枚ランクインしたか」と、前回版(2012年版)とのランキングの比較についても調べ、以下にまとめています。
【2020年度版】
『Doggystyle』の順位:340位
スヌープ・ドッグのランクイン枚数:1枚(本作のみ)
【2012年度版】(前回版)
『Doggystyle』の順位:掲載なし
スヌープ・ドッグのランクイン枚数:0枚