コーダイ・ゾルターン

よるべない人生。人は信用にたるものなのか? 飲まなきゃやってられなかった自分が、飲まないでやって行く事は果たしてできるのか。 シングルタスク、42歳高齢出産。加えて生粋のHSSHSP。 断酒継続カウント中。

コーダイ・ゾルターン

よるべない人生。人は信用にたるものなのか? 飲まなきゃやってられなかった自分が、飲まないでやって行く事は果たしてできるのか。 シングルタスク、42歳高齢出産。加えて生粋のHSSHSP。 断酒継続カウント中。

最近の記事

ミッドライフクライシス

40代も半ばを過ぎ、焦燥感・・・。ミッドライフクライシス。 10代の頃、自分は特別なんだと思っていた。 自分には光る何かがあるって信じていた。ここから飛び出して輝く自分を表現しきれると思っていた。 進学で挫折し、20代の私は雪崩のように堕落していった。 お酒を飲んで、心の穴を埋めているうちに、必死に何かに挑戦すること、恥をかいても好きなことを貫き通すエネルギーと若さを失った。 酒を飲む行為はその場しのぎの自分を貶めるものだ。 輝く才能も磨かなければ光らない。18歳

    • 虚しさを埋めるものは

      • 飲まない日々で

         昨年7月から断酒をはじめもうすぐ10か月。もはや、断酒をしているという感覚よりは、飲まないのがデフォルトという方がしっくりくる。こんな日々が自分に訪れるなんて、私も捨てたもんじゃないなとほめてやりたくなる。  長年、飲酒によるドーパミンの無駄遣いをしていたせいで枯渇していた私の快楽物質もだいぶ備蓄が進み、子供と過ごす時間に笑いが増えおしゃべりが止まらないことも。最近何かで読んだけど、「子供がかわいく思えないときはお母さん自身が疲れているとき」だそうで、子供に可哀想な思いを

        • #断酒 8カ月

          断酒して 8カ月になった。 隣で旦那さんが何かを飲んでいてもなんとも思わなくなった。 飲酒で棒に振ってきた歳月を後悔しそうなトリガーに引っかからないよう細心の中をして過ごしている。あれも人生。これも人生。 飲むことがストレス解消であり、飲むことがストレスであった、自分のバランスの悪さに辟易している。 たまには、ぱーっとやりたくなる。 でも、きっとその日からまた連続飲酒の沼にはまることだろう。

          #7 断酒220日目

          220日たった。 ついに夢の中で飲んでしまった。とても雰囲気のいい日本料理屋さんで、うんまい料理と微発砲の日本酒を飲んでしまった・・・飲んでしまった。スゲ~旨かったんだこれが。  今までは、私もう飲まないからって夢の中でも断っていたのに。  「そんなに言うなら いただきます」って言ってた私。 いかにも私が言いそうなセリフ。きっと現実でも同じことを言うに違いない。怖い。飲み会はまだまだ行けそうにもない。 三人の子持ちの身の上、上二人は年子で母の醜態知り尽くし、引退を心

          #7 断酒220日目

          断酒#6 180日目

           断酒5か月がたった頃、不安発作に悩まされる。20代のころ起こしたパニック発作とその後の不安症状と同じ状態に陥ってしまった。不安、胃腸の不調、吐き気、そして不整脈、高まる緊張感と動悸。パニック発作来るよ~みたいな気分。自律神経がクラッシュした模様。もうそれこそ、お酒どころの話ではなく「もう、私死ぬんだ(根拠なし)」死ぬんだ。。。。死ぬんだ。。。。。。。。もう死ぬんだ。。。。。。。。。と。一人で大騒ぎ。  なんだか目も真っ赤だし、血圧も高いに違いない(実際はそんなことはない。

          断酒「116日目」

          断酒後の再飲酒率80%  1年間断酒を継続できた人は3割ぐらい。 2年たったところでこれは下げ止まり、2割でほぼ横ばい とすると断酒の成功率は20% かなり低い。 なんだか闘志がわいてきた。何としてでも20%にならねば。 でもなんで、この前オンライン飲み会で友達にお酒引退したって言えなかったんだろう。飲んでるとも飲んでないとも言ってないけど誰も突っ込まなかった。聞くまでもないってか?確かにそんなキャラだけど、飲まなくてもついてはいけるけど、同じ阿呆なら飲まなきゃソン

          断酒「116日目」

          断酒「110日目」

          習慣飲酒とアルコール依存  自己分析すると、アルコール依存状態だったとは思うのだが、病院に行ったわけではないし、確かな診断が下ったわけではない。しかしながら習慣飲酒だったことは間違いない。断酒のカリスマ町田康大先生のように、わたしは仕事が休みの日でも午後4時までは絶対飲まないと決めていた。かろうじて連続飲酒を免れてはいたが、連日飲酒はしていた。  食事の準備をしながらビール360mlを軽く2本その後、家族と食事をしながらワインをでっかいコップで1~2杯量で言うとだいたい5

          断酒「105日目」All or nothing

          最近中年男性の禁酒がブームだそうだ あま、私は男性ではないのだが、男性的な視点と志向を持っていて、お酒との付き合いはもう25年以上になる。大学一年の時から、連続的な飲酒が始まり、25歳ぐらいからほぼ毎日飲んでいたのではないかと思う。  赤ワインにはまったのがきっかけで700mlを毎日飲んでいた。さすが体と心に不調を感じ禁酒をしたのが30歳。回復後結婚し、またまた同じような連続飲酒が始まり、なんだかやばいぞと感じていた時に妊娠。その後は丸3年半の禁酒生活を経てい就職後さいど飲

          断酒「105日目」All or nothing

          断酒「100日目」

           依存症の状態に陥った脳は修復できない。よって、一生欲求を我慢する人生になる。  らしい。  アルコール依存症=寛解することはあっても完治することはない。  らしい。 あくまでも らしい・・・。  断酒して3か月!最初の数週間は断酒をしていることを忘れる瞬間はほぼなく、禁断症状こそないが、常に我慢をしている状態。と、「もう飲めないんだ・・・。(涙)」の無限ループ。もうそろそろ3か月の今はというと、普段はほとんど意識をしない状態。  しかし、おいしいものを見ると、のどが

          ソーバーキュリアス「Sober Curious」

          ソーバーキュリアス「Sober Curious」になろうと決心した次第。 まあ、かっこよくいっただけで 今までの鯨飲馬食で自律神経を害し、健康・お金・精神安定と天秤にかけたらおのずと答えが出たって感じである。 「Sober Curious」とは、下戸(げこ=お酒が飲めない人)や禁酒中といった意味合いではなく、お酒は飲める(むしろ飲みたいほう)だけど、あえて飲まないという選択をしている人々のスタイルってやつ。なんとなく聞こえもいい。 性格上一度飲んだら元の木阿弥。 おのず

          ソーバーキュリアス「Sober Curious」

          中学受験のこと

          長男君は公立中高一貫校を受験させた。 6年生の春から本格的に対策塾へ通わせた。 地方都市においては珍しい中学受験。 息子を一貫校に入れたい教育ママ 遊びたい盛りに、子供に勉強させるなんて! という気配を鈍感なふりしてやり過ごしてきました。 低学年のころから浮きこぼれ気味。 観ていてもどかしかった。 休校空けて毎日登校できる日々で長男君 毎晩うれしそうに友達の話をする。 勉強大変なはずなのに。 これが答えなんだなと  この姿を観たかったんだなとしみじみ思う。

          夏目漱石「こころ」再読

          高校生の私は 「こころ」をよみ大いに心を揺さぶられ、Kに感情移入した。「”私”はなんてひどい男なのだろう」と思い、針のさきほども気持ちに共感できなかった。そして、そのことを仲の良かった先輩に告げると、 「大多数は”私”に感情移入しすると思う。 だからこそ高校生の教科書に載せるんじゃないかなあ」とさらりと言った。 私は気持ちが幼く でもその分高潔な女子高生であった。 更年期に差し掛かって再読すると、 私(先生)の気持ちが痛いほどわかるようになっていた。その後めぐってきたたく

          夏目漱石「こころ」再読