入社の季節。。。新卒"一括"採用が良いかどうかは別として、”新卒採用”があることは良いことだ!!!
日本語クラスでの4月の話題として、日本の入学式、入社式を取り上げた。
日本の文化や事情についても知りたいというリクエストがあるので、本題の項目に入る前に、簡単な日本語を織り交ぜながら、時事的なトピックを話すことにしている。
「日本は花見の季節ですね~、ポーランドではイースターがありますね~」なんて話をしながら、入学式と入社式の話題に。
学校の節目ごとに入学式や卒業式があるのは、ポーランドでも同じ。
でも、、、、、入社式って、なかなかレアなんじゃないかな、、、それも数百人単位での入社式もあるってのが、日本らしいのではないかね、、、と思って、就職活動のシステムについても合わせて紹介。
卒業の1年半くらい前から、そわそわ活動が始まって、ネットで100社以上エントリーして、テストがあって、面接があって…。なかには、そのしんどさゆえに、精神的に病気になったりする人もいるんですよね…と。(´・ω・`)
そして、ポーランドでは、どのタイミングで、どうやって仕事をみつけますか?と質問。
多くは、大学卒業後に個別に会社にあたって仕事を探すのだそう。なかには、在学中から2足のわらじで働きはじめ、そのまま就職というパターンも。
とはいえ、仕事をみつけるのは大変だと言っていた。明るい未来がないんだ…という発言まで。。。
日本の就活システムは、いろんな弊害があるのは間違いないのだけれど、「新卒に広く門戸が開かれている」という事実については、すごく有難いことなのかもしれない。
ポーランドに限らず、欧州では若者の就業率が低いという問題もあり。。。それは、大学を卒業すると同時に仕事をみつけるというシステムがないからなのかなぁ。逆に、良い人材がみつからなくて困っている会社はないのかしら。。。単にマッチングがうまくいっていないだけとか?
リクルートスーツに身を纏い、同じような髪形、同じような化粧、同じような自己PR。。。。。。
一括採用自体は、悪いことじゃないはず。企業側の効率を考えても致し方ない。けど、それを取り巻く環境が、異常性を帯びてしまったことが、しんどい。
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