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日本語教師として目指す世界。どんな教師が理想でしょうか。どこにゴールを置こうかしら。

日本語教育の世界をのぞきだしてから、ようやく1年が経とうとしています。大学院の資料を取り寄せたり、説明会に出掛けてみたり、日本語教師の方に直接お話を伺ったり、、、し始めてから、から1年。

具体的に勉強をはじめてからは、ようやく半年を過ぎたところです。教壇に立ってからは、3カ月。やっとこさ妙な緊張はなくなり、授業準備も楽しくできるようになってきました。

私が、いま、対象としているのは、”ゼロ初級者”と言われる初めて学ぶ人たちのグループと、ゼロから始めて2年目のグループ、3年目以上のグループ、の全部で3つです。

基本的には、"趣味"の為の学習であり、進学や就職を目的にした学生はクラスにいません。

授業のペースは、週に1度。

教える側の私自身が言語をガツガツ勉強することが苦手なこともあって、クラスに通っていれば徐々に日本語を覚えていけますよ、というペースを大事にしています。なので、宿題もないです。

負担なく、少しずつだけど、ちゃんとマスターしていけるのって、私は楽しい!!!と思えるのだけれど、早くいろいろ吸収したい!!!と思っている人には、ちょっと物足りないのかなぁ、と思ったり。

うーーーん。

でも、スピード重視で色々吸収しようと思ったら、ネットの教材や本やらで、自分のペースで学んでいけるもんなんですよね。先生の教えるスピードが遅いからって、あれこれ文句を言われるものでもないのかもしれないなぁ。(いや、誰も、文句は言ってないのですよ!!!)


個人的な経験でいくと、たった少しの短いフレーズでも、限られたシチュエーションでの会話パターンでも、「お、スラスラ言えた!!!」という実感を持つことって、その後も勉強を続けるモチベーションになると思うのです。

ということで、あれこれ語彙を増やしたり、文型を増やしたりするよりも、「スラスラ言えた!」という実感を得られるような授業を展開していきたいな、と。

もちろん、「スラスラ言えた!」が確認できたら、どんどん語彙も新しい言い回し(文型)も紹介していきますけれど。(´▽`*)

「スラスラ言えた!」「伝わった!」「楽しい!」と思えると、コツコツ一生学んで貰えるんじゃないかな、と。

とっかかりで躓いて、日本語は難しい!分からない!!もう嫌だ!!!と思わせずに、細く長く、ずっと日本語を学んでいけるような基礎作り、環境づくりの手伝いをしていく、、、、、そんなところを意識しながら、私自身も沢山勉強しながらジワジワ歩んでいきたいと思っております。


ちなみに、私のポーランド語は、全く延びる気配を見せず…。笑

クラスに通うだけで、あ、こんなことが言えるようになった!!!分かるようになった!!!とは、残念ながら、なってない。。。文法の説明を先生からコンコンと受け、たまに説明の英語の意味が分からずに、アタマがフリーズし、上の空に…。むむむ、こちらは、ひとりでコツコツやるしかないかなぁ。(´・ω・`)


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