「会社員」は職業か、「フリーランス」は肩書きか。
どうやら最近「個人事業主」のことを「フリーランス」っていう流れがあるらしい。
以前は、「CMディレクター」「料理研究家」「ネイリスト」など専門職で会社に属さず仕事をする人達の属性を「フリーランス」と呼んでいた。(し、今でも、わたしは、そう思っている。)
肩書は、それぞれの専門分野に関係したものであり、属性はフリーランスという構図。
どうやら最近は、会社に属さないことに変わりはないが、「ライター兼カメラマン兼WEBデザイナー&なんでも屋」みたいな人のことを「フリーランス」と言うっぽい。なんなら、なんら専門性はなくとも会社に属さないことを「フリーランス」と言ってる節もある。ほぉ。
確かに、一言では言い表せないような仕事が増えてきていて、オリジナルの肩書を作ることに一生懸命な人達もいたりする中(●●評論家、●●専門家とかめっちゃオリジナルな肩書の人いますよね。(・∀・))、「フリーランス」ってのは、なんとなく響きも良いような風がする。
でも、職業は?と聞いて、「フリーランスです!」と言われても、は?何の???と、古いアタマは思ってしまう。(´・ω・`)
主にコピーを書いています。広告関係の仕事がメインです。コピー以外にも写真を撮ったり自分でデザインをすることもあります。属性は、「フリーランス」です。の方が分かりやすくないかい?
(フリーランスで色々な仕事をしている友人が何人かいるが、会うたびに、今は何の仕事をしているの?と聞くようにしている。はて、彼らの肩書は、一体なんなのだろうか。)
フリーターという表現が世に広まった時にも感じた不思議だが、「フリーター」は属性なだけであって、本来、職業ではない。また、「会社員」も職業なのかと言えば、本当は違うだろう。日本の場合、”会社に人生を捧げるということ”が職業の一つと考えられていると言ってしまえば、そうかもしれないけれど。( *´艸`)
フルタイムで自分の時間を捧げる仕事=会社員、パートタイム=フリーター、ということ?
ちなみに、フリーランスについて、Wikiペディアによるとこう書いてある。
フリーランス(英: freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの才覚や技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。略してフリーと呼ばれる。企業から請け負った業務を実際に遂行する本人をフリーランサーと呼ぶ。日本語では自由契約(ただし、プロスポーツでの選手契約を更新しないことを指す「自由契約」が有名なため、フリーランスを指して自由契約と呼ぶことはほとんどない)。一般的な職業分類では個人事業主や自由業に該当する。
そういや、その昔、何の仕事ですかー?と、とある人に質問をしたら、「社長です!」って返ってきたことがあったなぁ。もはや、誰だかも忘れたけど。( ̄▽ ̄)
以前、職業や肩書について、あれこれグダグダ考えていた時に思いついた最良の案は、「元●●」じゃないか、と思ったことがある。
新しい仕事をしていると、その呼称をなんと既定したらいいのか、分からなくても当然だ。だって、仕事そのものが流動的で新しいわけで。
なので、確定した過去から肩書を持ってくるのが最も簡単じゃないか、嘘がなくていいね!!!と思った次第。笑
何の結果も出してないのに「経済評論家」とか名乗ってる人をみかけると、ちょっと恥ずかしい、って私は思ってしまうのです。名前を先に決めて、そこに自分が成長していく説もあるんだけれど。。。。。
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