90分の時間を、どう振り分けるがよいのか。効率よく日本語を教えるには、どーしたらよいのか。
日本語の基本的な"文法の説明"を知るのは、自分で本を読めばよい。出来れば家で読んできてもらうのが良いのかなぁ。
その文法が使える場面を理解するには、複数の用例に触れたり、丁寧な状況説明があったり、その場面を示す写真や映像があると、アタマに入りやすい。これは、本で文字を追っていても理解するには限界があるので、教室での活動が最も有効になるところだろうし、教師が最も活躍できる場じゃないかなぁ、と考えている。
そして、「あぁ、なるほど、わかったぞ!腹落ちしたぞ!」の後、何かを覚えるのって、1人でモクモクとやる作業だと思うのです。脳に刻まれるのには、時間がかかる。
机に向かって孤独にモクモクやるかどうかは別として、脳に刻む作業は、他の誰も手伝えない領域。脳に刻むための手伝いとして、会話の練習相手になることは出来たとしても。
「あぁ、なんとなく、わかったぞ!」「使い方も見えてきたぞ!」と新たな発見をする時間と、「使ってみよう、使えたぞ!」「もっと使い方がわかったぞ!」という使える喜びを感じる時間、この2つを授業の中でグルグル回せるようになったら良いのかしらん。
なんとなーーーく、みえてきた。
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