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Upholstery daily

椅子張り職人見習いとして半年が経ちました。

実家を継ぐための修行として工房に来た身なので自分が一人前になるプラスα後輩も育てていけるようにならなければなりませんが、まだまだ未熟すぎることを痛感する日々です。

26にしていつまでこんな未熟なままなのか...と頭を抱える日もありますが、何事もタイムラグがあるものだと自分に言い聞かせ、地道な目の前の作業に心血を注ぐしかありません。

地元から出ずに見習いをすることも出来たけれど、わざわざ関東に出て修行をしに来たのは、様々な職人の方や椅子と触れ、多様な働き方や経験を積み知見を広げ、自分なりの職人の道を探るためです。

その為に、まだ技能士の資格は持っていませんが、技能士会の準会員にならせていただきました。
ご年配の方ばかりで何を喋ればいいか、てんやわんやしてしまいそうで震えますが、まずは自分を認識してもらって先人の方達の叡智や歴史を紡いでいけるような対話が出来たらなぁと思います。

写真は『椅子とめぐる20世紀のデザイン展』で拝見した
マリオペリーニのラウンジソファ『アマンタ』1966
座り心地が良さそうだし、シンプルな張り生地と丸いフォルムが好き。 

名古屋・大阪でも開催予定らしいので気になる方は是非。

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