顕微授精後の卵の結果
2月半ばごろ妻の採卵だったので、その時の話とその結果を。
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まず、採卵前。妻に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。家にたくさんの排卵誘発剤をもらってきて、自己注射していた。(妻は医療従事者)
妻は「お注射お注射〜」とお気楽だったが、地道に注射をしたり内服をしていたりするのを見ていると、心が締め付けられた。なんでそんな明るいねん・・・!
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そして採卵当日。朝早くから採卵に行った妻から、待てども待てどもLINEがこない。家で仕事をしながら、正直気が気でなかった。普段小さいことで心配するタイプではないのだが、この時ばかりはめちゃめちゃ心配していた。
そして、15時頃ようやく連絡があった。
「7個、取れたよ!」
大げさかもしれないが本当に心からほっとした。連絡が遅れたのは、採卵時の麻酔が身体に合わず、クリニック内で嘔吐してしまったからのようだ。本来であれば迎えに行きたい気持ちだったが、そのあと大事な打ち合わせがあり、行けなかった。
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外での打ち合わせが終わり、うどんとゼリーとポカリを買って家に帰ると妻が死んだように寝ていた。「本当にすまん」そんな気持ちだった。
翌日の仕事は休んでしまったが、水分をたくさんとったら麻酔が流れ出たのか、体調はすぐによくなった。(翌々日には妻はビールを飲んでいた)
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そして、昨日受精卵の結果を聞きに行ってきた。
結果としては「3名様」(先生がそう呼んでいた)の胚盤胞が凍結できた。孵化直前のサイズ4胚盤胞が「3名様」。4BB、4BC、4BC。
先生のモニターに映る卵たちを見て、愛おしくなった。妻も「全部孵化させてあげたいね」と話していた。3人兄弟か・・・そんな金ないかも。笑
現実的には、この状態で着床障害がなければ妊娠可能性が40-60%と言われているので、この周期だけで妊娠に繋げたいなあ。これ以上妻の身体や仕事に負担かけるのも申し訳ないから。
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ひとまず、凍結のお祝いとしてちょっといいところのご飯に行ってきた。妻も心から嬉しそうにお酒を飲んでいた。かわいいかよ。
来月の移植、うまく行きますように。
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