買取りの話
カードに限らず、ゲームソフトその他で適正とは言わないまでも納得のいく買取りをしてくれるお店は貴重な存在だ。
トレーディングカードであれば、大手ショップに買取りに出すのが良いと思う。
目利きと同じで、痛い目にあって覚えるものでもある気がする。
さて、富山には業界大手と言われる専門店らしい専門店が無い。
「ここに持って行ってはいけない!」と思う店だけはいくつもある。
例を挙げよう。
数年前、親に無断でレトロゲームソフトや本体を売却された。
親としては処分できれば買取り額はいくらでも良かったのだろう。
「はい、これ。これで良かった?」
と、レシートと共に現金を手渡されたが、あり得ない、到底納得のいかない額だった。
泣く泣く急いで買い戻しに行ったわけだが、その店のショーケースで3万数千円の値札を付けたプレミアソフトと再会することになった!
一番のプレミア価格が付けられたソフト以外は特に惜しくはなかったので、それ以外の1万数千円から2万円の値札が付けられた2、3本は買い戻さなかった。
店に、そこの店員にとっては事情など知ったことではあるまい。
第一、親はその買取り査定にOKのサインをしてしまったのだ。
酷く足元を見られたな…と思った。
おそらく確信犯だろう。
買取り額に納得できなければキャンセル可能な店だったからだ。
以来、自分のものは自分で管理する、実家に大事なものは置いておかない…そう誓ったのだった。