石川県のローカルフード・たけのこ昆布は簡単でおすすめ!
こんちには。こてつです。
北陸っ子のわたしにとって
たけのこ昆布
は、昔から食べ慣れた料理でした。
しかし
どうもこれは、石川県の郷土料理、ローカルフードだと
最近判明しまして。
これは、是非紹介しなければいけないと思い
今回この記事に至りました。
1.たけのこ昆布は美味しい
なによりも美味しい。
もちろん、個人的な感想ですけど、
長く石川県の地で伝え継がれれてきた味。
おそらく、万人にも受け入れられるはず。
実際、私の家族(妻は関西出身)も好きです。
当然、たけのこが主役ですので、
たけのこ自身が美味しい必要はあります。
幸いにも、地元では毎年高品質のたけのこが出回りますし、
割と自分たちで採りに行ったり
有り難い事に、採れたてを頂くこともあります。
たけのこ+ワカメ の若竹煮は全国的に有名ですので、
イメージとしてはだいたい似ています。
たけのこ昆布はそれよりも濃厚な味付けが多いです。
使用する昆布は「早煮昆布」で
出来上がりではかなりドロッとしたいい感じになります。
これが、またご飯にあいます。
2.たけのこ昆布はなぜ石川の郷土食なのか?
石川県の県都である金沢市近郊の山林では
昔から良質のたけのこの地場として知られていました。
独特の甘みがあり、みずみずしさがあります。
そして、もうひとつ。
江戸時代から明治時代にかけて、
北海道と大阪を行き来していた当時の北前船は、
能登半島と寄港地としていました。
その関係で石川県には、
北海道産の昆布が大量に入ってきていたそうです。
これらの2つの食材が合わさって
たけのこ昆布は庶民の味になったらしいです。
地元・石川出身の私としては、
この経緯を知らなかったので
なるほど納得できました。
やはり、郷土食になっている料理には
バックグラウンドが必ずあり、
それらを知って上で食すると
ちょっとロマンを感じられます。
3.たけのこ昆布の作り方は超簡単
さて、これで作り方が難しかったり
美味しく出来なかったら
たけのこ昆布をわざわざ紹介しません。
ただ、前もってひとつだけ。
すでに茹でたタケノコがあるという前提でお願いします。
一晩おいて冷める間に味が入ります。
おかずにも酒のアテにも合います。
我が家では、常備菜や弁当にオカズに活躍してます。
まだ、子供達は好んでたべませんが、
いずれは興味を持ってつまんでくれれば嬉しいですね。