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石川県のローカルフード・たけのこ昆布は簡単でおすすめ!
こんちには。こてつです。
北陸っ子のわたしにとって
たけのこ昆布
は、昔から食べ慣れた料理でした。
しかし
どうもこれは、石川県の郷土料理、ローカルフードだと
最近判明しまして。
これは、是非紹介しなければいけないと思い
今回この記事に至りました。
1.たけのこ昆布は美味しい
なによりも美味しい。
もちろん、個人的な感想ですけど、
長く石川県の地で伝え継がれれてきた味。
おそらく、万人にも受け入れられるはず。
実際、私の家族(妻は関西出身)も好きです。
当然、たけのこが主役ですので、
たけのこ自身が美味しい必要はあります。
幸いにも、地元では毎年高品質のたけのこが出回りますし、
割と自分たちで採りに行ったり
有り難い事に、採れたてを頂くこともあります。
たけのこ+ワカメ の若竹煮は全国的に有名ですので、
イメージとしてはだいたい似ています。
たけのこ昆布はそれよりも濃厚な味付けが多いです。
使用する昆布は「早煮昆布」で
出来上がりではかなりドロッとしたいい感じになります。
これが、またご飯にあいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1650552621824-zUtKNXHHgS.jpg?width=1200)
2.たけのこ昆布はなぜ石川の郷土食なのか?
石川県の県都である金沢市近郊の山林では
昔から良質のたけのこの地場として知られていました。
独特の甘みがあり、みずみずしさがあります。
そして、もうひとつ。
江戸時代から明治時代にかけて、
北海道と大阪を行き来していた当時の北前船は、
能登半島と寄港地としていました。
その関係で石川県には、
北海道産の昆布が大量に入ってきていたそうです。
これらの2つの食材が合わさって
たけのこ昆布は庶民の味になったらしいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1650552730974-DVTbQ4mJYk.png)
地元・石川出身の私としては、
この経緯を知らなかったので
なるほど納得できました。
やはり、郷土食になっている料理には
バックグラウンドが必ずあり、
それらを知って上で食すると
ちょっとロマンを感じられます。
3.たけのこ昆布の作り方は超簡単
さて、これで作り方が難しかったり
美味しく出来なかったら
たけのこ昆布をわざわざ紹介しません。
ただ、前もってひとつだけ。
すでに茹でたタケノコがあるという前提でお願いします。
・早煮昆布を3センチずつに切って、水で戻す
・切ったタケノコと戻した昆布を鍋に。
・みりん、しょうゆ、酒を適量鍋に。
・ふたをして沸騰するまで中火。
・吹いたら、落としふたかアルミホイルで煮詰める
・昆布がドロッとしてきたら出来上がり。
一晩おいて冷める間に味が入ります。
おかずにも酒のアテにも合います。
我が家では、常備菜や弁当にオカズに活躍してます。
まだ、子供達は好んでたべませんが、
いずれは興味を持ってつまんでくれれば嬉しいですね。