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【席替えの思い出】大人になってあんなにドキドキすることってありますか?

先日、小学2年生の娘の授業参観に行ってきました。

学校の様子を見ること自体、数年ぶりでした。

教室の中を除いてみて、オヤッと気付きました

生徒の机がみんな一人ずつバラバラに配置されていました。

今のコロナの影響でそうなっているのかもしれませんが。


その時、ふと、約30年前の自分の小学生時代を思い出しました。

間違いなく、机は隣り同士くっついていたはずでした。

同世代の皆さんはいかがでしょうか?

たぶんそうではなかったかと思います。

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話の本題は、その席を決める一大イベントである

席替えです。そう、あの席替えなのです。


娘に聞いてみると、どうも今は先生が決めているらしいのです。

なんとも寂しい話ではありませんか。

私のケースでお話しさせてもらうと、

当時は3か月に1度ほどのペースで席替えが行われていたはずです。

くじ引きという、至極公平性が保たれる方法がとられていました。

まさにゲームそのものでしたが、

私の中ではこれ以上のドキドキするゲームは他にありませんでした。


基本、隣り同士は男女のペアです。

子供ながらにも、やはり隣りになりたい子が

いったいどこの席に決まるのか、自分は隣りになれるのか。

もう、ほぼ自分のことしか考えていません。

まさにあの名曲【学園天国】そのものだったのです。

運命の女神様よ
この僕に微笑んで
一度だけでも
勉強する気もしない気も
この時にかかっているんだよ
もしダメならこの僕は
もうグレちまうよ

今となっては、良い思い出ですが、

当時はホントに真剣でした。

席替えの日程がきまると、ソワソワして、その日を待ちました。

当日は緊張で他の事が手につきませんでした。

そして、くじ引きが行われ、その結果に対して、

その時の自分はいったいどんな表情をしていたのか、

まったく覚えていませんが、

きっと無表情を繕っていたのだろうと想像できます。

いうまでもなく、その結果次第でその後の学園生活は

天と地ほど、モチベーションが違ったのは、ごく当然でした。

ちなみに、勝率は1勝9敗くらいではなかったでしょうか。


自分の娘や今の生徒さんにも、

可能ならばあのワクワク感を味わってもらいたいですね。

せっかく、学校という場に同年代の子が集まり、

勉強以外にも体験できることがたくさんあるのだから。

人生、いかにその場を楽しめるかが問題だ!

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