縁があって初めてバレエ発表会を鑑賞させてもらいました。
自分の人生の中で「バレエ」なんてワードはつい最近までは無縁だと思っていました。それが幸運にも「バレエ発表会」に触れる機会に恵まれました。
ほどんど予備知識を持たずに鑑賞しましたが、そんな自分でも非常に良い経験が出来たなぁと心が動かされました。
禁断の世界くらいにとらえていましたが、もっとオープンな空気感も併せ持っていることに気づかされました。
一生懸命な姿はやっぱり美しい!
2021年11月7日、加賀市文化会館で開催された「永井与志枝バレエスタジオ発表会」を鑑賞してきました。
このスタジオに約1年前から通い始めた娘の初めての発表会でした。
今回で21回目の発表会ということで、前評判が高くたくさんのお客さんが来ると聞いていたので、娘より自分の方が緊張していたかもしれません。
確かに開場前にすでに列が出来ていて、期待が高まってきました。
いよいよ開演になり、ショーが始まりました。
どの子たちもイキイキと舞台上を駆け回っている姿に、ただただ感心してしまいました。ダンサーからあふれ出さんばかりのエネルギーに、そんなに人って動きだけで表現が出来ることにただ驚きました。
いつもよりずっと大きく見えた娘。
ドレスとお化粧、そしてこの日の為に用意された舞台と音楽によって、そこで飛び跳ねている娘の姿は普段よりずっとずっと一回りスケールが大きく感じました。親が「楽しんでやれよ」と言わなくても、もうとっくに楽しんできたから、まさに水を得た魚状態。あぁ、そんな輝ける環境で素晴らしい経験をしているだなぁ。子供の可能性って、全然大人の想像では追いつかないことを知りました。
これからも、こんな風に娘には自信を持ってチェレンジしてくれたら、もうそれだけで嬉しく思います。
さあ、明日からはどんな風に歩こうか?
自分の個人的な見解ですが、どのバレリーナも本当にバレエが好きに違いない、もっと上手になりたいと強く望んでいるようにしか見えませんでした。
つまるところ、やはり好きなことをしている人はもうそれだけで100点満点なのだろう。上達の早い遅いよりも、その世界に入り込めているだけでハッピーに違いないし、最強でしょう。
そんな生き方は素敵だと思います、今更ですけど。
願えばなんでも出来そうな気がしてきました、少しは。
歩いていく道はどうせなら楽しく鼻歌なんかを口ずさみながら、進んでいけたら最高なのだろう。っと思わされた秋晴れの一日でした。