梛神社・梨木神社・八大神社
梛(なぎ)神社、梨木(なしのき)神社、八大神社。
この三社を巡ると記念御朱印が賜れると知ったのは9月2日のこと。
梛神社は、新居から一番近い神社だ。
氏神様には挨拶を、という名目で引っ越してすぐに参拝したのだが、その時に知ったのがこの記念御朱印だった。
梛神社は縁結びの神社だそうで、これはもう是が非でも良縁を結んでもらおうと思い勇んで訪れたのが9月の頭。もはや懐かしい。
記念御朱印授与の期間は9月1日から11月30日まで。
丸3ヶ月の猶予があるので涼しくなったら行こう、と考えていたら、一気に肌寒くなった。
10月も半ばを過ぎてさてそろそろ行こうか、いつ行こうか、と思いを巡らせていると時代祭の日がやってきた。
時代祭が動き出すのは昼からだが、それまで暇だなぁと思っていた矢先。ふと梨木神社が京都御苑のすぐ隣にあることを思い出した。
これは行かねば、と思った。
この日は時代祭ということもあってか、境内には参拝客がちらほらと見受けられた。
時代祭参加者の控室もあって、なんだかお祭りの雰囲気がじわりと漂っていてにんまりした。
参拝し、御朱印をいただき、その後一乗寺方面へ。
京阪、叡山電車を乗り継ぎ、駅から歩いてやってきたのは八大神社。
八大神社手前で急に坂の勾配がきつくなる。
肌寒いくらいの空気だったのが一変、火照る体を冷ましてくれる心地よい涼しさを感じた。
八大神社はどうやら宮本武蔵とゆかりのある地らしい。
宮本武蔵といえば岡山県美作市が生誕の地といわれているらしく、岡山県は私の出身地である。
そして3月に訪れた福岡県北九州市にはかの有名な巌流島があって(正確な所在地は山口県下関市)、そこも言わずとも知れた宮本武蔵ゆかりの地である。
どうにも宮本武蔵との縁を感じざるを得ない……。
御朱印を書いてもらい、三社巡ったことを伝えると記念御朱印にも今日の日付を入れてくれた。
「時代祭通ってた?」「はい。これから平安神宮のあたり行って見るつもりです」「あの辺りは15時頃か?」「予定では14時半到着らしいです」「そうかぁ。平安神宮なら5系統のバス乗ればすぐつくからね」
こんな他愛もない会話ができるのが楽しく思う。
それから時代祭を見るため、私は平安神宮前、東山駅周辺へ。
バスに乗ってちょうどよく14時過ぎに東山駅周辺に到着。
事前調べであの辺りは立ち見客もそれほど多くないため沿道の最前列で見られるという情報を得ていたのでそれに従ってやってきたのだが、大正解。最前列でじっくり見られました。(時代祭に関してはまた別記事にまとめます)
これは完全な余談なのですが、時代祭の交通整理をしていた警察のお兄さん、めちゃくちゃタイプでかっこいいい人がいました。これがご縁……?
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