コミュニケーションポイント論
「質問をする」「回答をする」「要請をする」これがすべてである。
どれだけここから余計な事をせず外れないかがポイントである。
これがナラティブとなった場合ディスコミュニケーションが強化されていく。すなわち自分の聞いてもらいたい話を中心に要件外の事を話すことだ。
井戸端会議に参加しても長電話をしていてもお酒を飲みながら話してもコミュニケーション能力が向上するとは言い難い。
意思疎通とは別の能力であろう。なぜならそれは「質問をする」「回答をする」「要請をする」事ではなくナラティブを言い合う場所となるからだ。
「質問をする」といってもそれは疑問符をつけるという意味ではない。その文脈のなかで「わからない事」「深堀りする事」を詳細に聞く事である。
「回答をする」では状況把握の説明をしながら回答を浮き彫りにして伝える必要がある。「要請をする」でははい/いいえを明白にして場所と時間を明白にして場合によっては譲歩する必要がある。
ナラティブというのはカウンセリングで扱うものであって日常に適しているものとは言い難い。饒舌だからといってそれはコミュニケーションを円滑に行っているとは必ずしも云えないだろう。
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