結婚するには、「結婚したい」という気持ちが必要
「なに当たり前のこと言ってんだ!」と思いますよね?
だけど、この「結婚したい」という気持ち、いや《意志》、これが“幸せな結婚”をするためには最重要事項なんです。
【どんなにモテなくても恋愛経験がなくても、誰にでも“幸せな結婚”はできる】でも触れた通り、恋愛経験もなく少女漫画のような世界を夢見ていた私は、ずっと「結婚したい」、むしろ「結婚は当たり前にするもの」くらいに思っていました。
しかしこの「あー早く結婚したいなー」のような気持ちは、私が言う結婚に絶対必要な「結婚したい」とは違います。
少しややこしくなってきたので、ゆっくりと説明していきます。
あなたの「結婚したい」、ほんとに自分の気持ちですか?
最近でこそ『結婚は必ずしもする必要はない』『結婚しなくても幸せになれる』という考え方は当たり前になってきましたが、今でも親からのプレッシャー、友人の結婚による焦り、職場などで感じる世間体に苦しんでいる人は多いと思います。
そんな苦しい気持ちから逃げたいから、結婚したい。そんな人はいないでしょうか?
逃げたい、とまで思っていなくても、無意識に、すでに出来上がっている“結婚”というもののイメージに引っ張られてはいないでしょうか?
先ほど述べた、私がずっと抱いていた「あー結婚したい」という気持ちも、「みんなしてるし、結婚して子供産んで、だってそういうもんでしょ?」ってくらいの、なんていうか、それこそ世間体みたいなものがつくり上げてきた“結婚”という形をなぞろうとしただけだったんだ、と今ならわかります。
もちろんそんなイメージ通りに結婚して、幸せになる人もたくさんいますが、あくまで恋愛経験が少ない人が結婚する、ということを念頭に置いて、お話させてもらいますね。
自分は“本当に”結婚したいのか
自分が、何を大事にしているから、結婚したいと思っているのか。
この『自分が』がとても大事なんだと思います。
自分自身が大事にされて、愛されて、それを感じていたいから結婚したい、という人もいると思います。
誰かを心から愛して、その人のためなら何でもできる(伴侶でも子どもでも)、そんな自分と出会いたいから、という人もいると思います。
大事なのは、《自分が》、《どんな未来なら》、幸せになれるのか。
例えば、私の友人に、「親を安心させたいから」結婚した、という人がいます。
私は「親のために、自分を犠牲にして、結婚したのかな」と少し心配していたんですが、実際彼女はとても幸せそうです。
というのは、彼女が《未来の自分が一番幸せだ》と感じるのは、ご両親を幸せにすること、だったから。
それだと旦那さんがかわいそうだ!と思うでしょうか?
そうではありません。
彼女の幸せは、“親御さんが幸せなこと”。
もしどうでもいい人と結婚して、無理して結婚生活を送る娘を見て、果たして親御さんは幸せな気持ちになれるでしょうか?
きっと友人は親御さんにとっての幸せは自分が幸せになることだ、とわかっていて、きちんと自分が幸せになれる人と結婚したんです。
タイミングなどで悩んでいた部分はあったようですが、結果、彼女は“自分が幸せになれるように”、親御さんに喜んでほしくて、結婚しました。
“結婚したいという意志”とは?
《自分が》心から《結婚》したいのか、というのは、案外自分でもわかりにくいのではないかと思います。
結婚したいのはなぜなのか?
好きな人と一緒にいたいから。でもそれって、結婚っていう形を取らなくても一緒にいれるよね?
子どもがほしいから。これも極端に言えば、結婚という形を取らなくても、選択的シングルマザーという道もあります。
私もずっと婚活をしながらも、「私ってほんとに結婚したいのかな?」とふと立ち止まったことがあります。
結婚、という形にとらわれなくても、無理して婚活なんかせずに、いつか自然と出会った人とパートナーにでもなれたらそれでいいかも。
そんな風に思ったこともありました。
ですが、私が明確に「結婚したい!!!」と思ったきっかけがあって。
それは以下のツイートを見たからでした。
このツイートを見て、私は、「果たして私は一人で生きていけるだろうか?」と考えました。
趣味もあるし、友達もいるし、家族や親戚との仲も良好。
ですが、それはあくまでたった今、の話。
女性は友人の結婚出産などで交友関係も目まぐるしく変わるのでわかりやすいと思いますが、今すごく仲のいい友達だって、数年後には関係がどうなってるかわからない。家族や親戚は、あくまでも自分の家庭がある。
そして、趣味。
趣味についても同じくポンデベッキオさんが抉ってきます。
い、痛ってぇ~
しかしこれに関しては自分でも思うところがあったので、ほんとそうだよなぁ、と。
確実に、昔ほど夢中になれなくなってる。
私はそもそも友人関係を長く続けることがあまり得意ではない、ということもあって、その時々で遊んでくれる人と会っている現状なのですが、それも永遠に続く確証はないわけで。
年齢によって、会ってくれるような友人関係を築くことも、むずかしくなってくるかもしれない。
そんなことをものすごくリアルに、一年後は?十年後は?と考えて考えて、私はやっぱり、お互いがいればそれでいい、という人に出会いたい、という結論に至りました。
そして、私はものすごく疑り深い性格なので(笑)、例えどんなに愛し合っていても、きちんとまわりに認められて、“婚姻”という約束を交わしたい、交わしたいと思ってくれる人に人生を捧げたい、と思ったのです。
結婚しなくてもいい
すみません、最後にまた話をややこしくしてしまいますが・・・
今は、結婚しなくても幸せになれる時代です。
結婚しない方が幸せ、ということもあるでしょう。
だからこそ、一度真っ向から自分と向き合って、ずっと先までものすごくリアルに自分を想像してみて、どうなっていたら自分は幸せか?を考えてみて、「結婚していたい」と思ったなら、それがきっと“結婚したいという意志”に繋がっていきます。
そうなると、これからまた少しずつお話していく、【絶対結婚できる】、そのための準備や心構えなども、すんなり心に入ってくると思います。
あなたは、本当に、結婚したいですか?
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