マガジンのカバー画像

記事レビュー

15
運営しているクリエイター

#障害者雇用

自分にとっての「よりみち」の手段、自分のモヤモヤを払拭できる魔法の言葉。『よりみちをする人は、生きづらくないんじゃないか。』を読んで【レビュー記事】

綜合キャリアトラスト 横山です。 そうなる原因や理由がわかれば、それを取り除いていけば解決に向かいますが、 漠然とした不安・何となくやる気が起こらない…という場合には、なかなか解決の糸口が見つかりません。 他人から見たときにどうであれ、本人が苦しさを感じているのであれば、それは生きづらい。 そうだよな~と思います。 私は仕事柄、相談や困りごとを受けることがありますが、 相手にとってどのようなアドバイスをすれば良いのか悩むことは多くあります。 そういうときは「私はこう

「できるできない」のような「状態を示す」言葉のかわりに「こうしたら良い」ような言葉を使う【レビュー記事】

綜合キャリアトラスト 田畑です。 ・「私は○○な人間だから」 ・「~の状態になりまして申し訳ございません」 ・「なんかエラー出た」 ・「○○さんが○○したからこうなっちゃったんだよ」 ・(落としたではなく)「落ちた」 ・(壊したではなく)「壊れた」 自分が腹黒いのは(全然バレてますし)承知のため惜しまず書きますが、 コメント記事を書くぞと決めてから、なんとなくモヤっとしたワード集めをしてみました。 どれもキレイに「自分と関係のないところでそういう状態になった」考え方が透

「障害のない社会になったときの、障害者のアイデンティティ。」を読んで【レビュー記事】

綜合キャリアトラスト伊藤です。 この記事、障がいの話じゃなくても当てはまることが結構あって、 【高校野球経験者】というくくりにした場合、 万年一回戦負け高校の補欠だった人も、甲子園優勝校のエースも どちらも【高校野球経験者】です。 同じ【高校野球経験者】でも野球のスキル・能力値は大きく違いますし、 そのくくりの中での記事のように妬み、嫉みなどもあるでしょう。 障がいの話に戻しますと、だからこそ、障がい者というくくりで見るのではなく、その方自身をしっかり見て、理解する必

「『障害があるから配慮する』ということへの違和感。配慮は誰にとっても必要なこと。」を読んで【レビュー記事】

綜合キャリアトラスト 高祖です。 障がい者雇用における採用面接に際して「配慮すべきこと」を質問しています。 ハード面、人の配置面など必ずしもできるとは限りませんし、障がい状況から推察できることもありますが、 その推察が当たらない「教科書通りにはいかない」場合も多くあり、 「配慮事項」を伺うことはとても重要です。 しかし「障がいがあるから配慮する」というのはなんだか偏っている。 というか、そんな狭い考え方でいいのでしょうか。 障がいのあるなしに関わらず、様々な困りごとを抱