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#配慮

「障害のない社会になったときの、障害者のアイデンティティ。」を読んで【レビュー記事】

綜合キャリアトラスト伊藤です。 この記事、障がいの話じゃなくても当てはまることが結構あって、 【高校野球経験者】というくくりにした場合、 万年一回戦負け高校の補欠だった人も、甲子園優勝校のエースも どちらも【高校野球経験者】です。 同じ【高校野球経験者】でも野球のスキル・能力値は大きく違いますし、 そのくくりの中での記事のように妬み、嫉みなどもあるでしょう。 障がいの話に戻しますと、だからこそ、障がい者というくくりで見るのではなく、その方自身をしっかり見て、理解する必

「『障害があるから配慮する』ということへの違和感。配慮は誰にとっても必要なこと。」を読んで【レビュー記事】

綜合キャリアトラスト 高祖です。 障がい者雇用における採用面接に際して「配慮すべきこと」を質問しています。 ハード面、人の配置面など必ずしもできるとは限りませんし、障がい状況から推察できることもありますが、 その推察が当たらない「教科書通りにはいかない」場合も多くあり、 「配慮事項」を伺うことはとても重要です。 しかし「障がいがあるから配慮する」というのはなんだか偏っている。 というか、そんな狭い考え方でいいのでしょうか。 障がいのあるなしに関わらず、様々な困りごとを抱

「発達障害だからといって、他者理解の努力を放棄していいんですか?」を読んで考えること

綜合キャリアトラスト 糸藤です。 発達障害の特徴の中に、対人関係の困難さや理解の難しさというのもあります。 実際に私も障害者の方々を支援する中で、こちら側が伝えたいこととご本人さんが理解して行動としている事が違う時もあります。 その時は、こちら側がご本人へ伝える言葉や言い回しを変えたり、行動で見せるなどをして、ご本人がどのようにしたら理解してもらえるかを考えながら支援をしています。 努力をしても難しいことはできないこととして、 障害であると理解し、周りに理解と配慮をして

『社交不安障害を抱える人との関わり方は、 誰にとってもありがたいコミュニケーションのヒント。』を読んで

綜合キャリアトラストの上松宏一です。 「人と関わる」という事を難しいと思う人は多いのではないかと思います。 そもそも「人と関わる」事が得意な人っているのでしょうか。 そう言う自分も「人と関わる」事はどちらかというと苦手です。 「人と関わる」と、相手に気を使わなくてはいけません。 「人と関わる」と、相手の気持ちを推し量らなければなりません。 「人と関わる」と、自分の思いだけで行動することができません。 できれば一人でいれた方がどれだけ気持ちが楽にいられるでしょうか。

「障害者への『配慮疲れ』から考えた、合理的だけではない『快適への配慮』という考え方。」を読んで

綜合キャリアトラスト 伊藤です。 今回はプラスハンディキャップさんの記事の中で非常に共感できる考え方があったためコメントを書かせて頂きます。 障がい者への配慮についてこちらの記事にある 【お互いの快適さを追求する】という考え方です。 障がい者の配慮をルールととらえると「やらされ感」が強くなり、 結果「なぜ自分が・・・・」といった被害者意識や怒りの感情が生まれてしまいます。 ただ、健常者・障がい者関係なく、人間はそれぞれ性格が違い、違う意思を持っているので、 【お互いの