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2021年2月の記事一覧

「障害のない社会になったときの、障害者のアイデンティティ。」を読んで【レビュー記事】

綜合キャリアトラスト伊藤です。 この記事、障がいの話じゃなくても当てはまることが結構あって、 【高校野球経験者】というくくりにした場合、 万年一回戦負け高校の補欠だった人も、甲子園優勝校のエースも どちらも【高校野球経験者】です。 同じ【高校野球経験者】でも野球のスキル・能力値は大きく違いますし、 そのくくりの中での記事のように妬み、嫉みなどもあるでしょう。 障がいの話に戻しますと、だからこそ、障がい者というくくりで見るのではなく、その方自身をしっかり見て、理解する必

「『障害があるから配慮する』ということへの違和感。配慮は誰にとっても必要なこと。」を読んで【レビュー記事】

綜合キャリアトラスト 高祖です。 障がい者雇用における採用面接に際して「配慮すべきこと」を質問しています。 ハード面、人の配置面など必ずしもできるとは限りませんし、障がい状況から推察できることもありますが、 その推察が当たらない「教科書通りにはいかない」場合も多くあり、 「配慮事項」を伺うことはとても重要です。 しかし「障がいがあるから配慮する」というのはなんだか偏っている。 というか、そんな狭い考え方でいいのでしょうか。 障がいのあるなしに関わらず、様々な困りごとを抱

「加点方式で生きるほうが、人生よっぽど楽じゃない?『たら・れば』からの脱却。」を読んで【レビュー記事】

綜合キャリアトラスト 宮澤です。 自分と他人とを比較して、「たら・れば」と考えてしまう人は多いのではないでしょうか。 また、過去に起きた出来事だけでなく、まだ起きていない未来のことを考えて、不安に感じている方もいるでしょう。 私自身も起きてしまった過去・まだ起きていない未来について、グルグルと考え始めて苦しくなる時がたくさんあります。 そんな時は「今を大切に」と思うようにして、気持ちを切り替えるようにしています。 一緒に働く障がいをお持ちの仲間にも、少しでも気分が軽くな

「小さなことに一喜一憂せず、ゆるく待つことができれば、こんなに苦しくなんてないのに…」を読んで【レビュー記事】

綜合キャリアトラストの横山です。 私も待つことはあまり得意ではありません。 じっとしている時間で、早く先に進みたいと思うほうです。 文中に 「待てない」ということは「焦っている」と言い換えることができるかもしれません。 の一文がありました。 共感できる部分もありますが、 私は「待てない」ということは一生懸命な証拠だとも思うのです。 何かを成し遂げたいという思いがあるから、目指す方向が明確になります。 その目指すほうに向かってまっすぐに進むから、横道にそれてしまうと