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2020年12月の記事一覧

『社交不安障害を抱える人との関わり方は、 誰にとってもありがたいコミュニケーションのヒント。』を読んで

綜合キャリアトラストの上松宏一です。 「人と関わる」という事を難しいと思う人は多いのではないかと思います。 そもそも「人と関わる」事が得意な人っているのでしょうか。 そう言う自分も「人と関わる」事はどちらかというと苦手です。 「人と関わる」と、相手に気を使わなくてはいけません。 「人と関わる」と、相手の気持ちを推し量らなければなりません。 「人と関わる」と、自分の思いだけで行動することができません。 できれば一人でいれた方がどれだけ気持ちが楽にいられるでしょうか。

「見えない障害の見分け方って支援者でも難しい。」を読んで

綜合キャリアトラストの長徳です。 記事の表題にもある「見えない障害の見分け方」については、 私も難しいと感じることが多々あります。 同じ診断名の障がいがある方同士でも、苦労していることはそれぞれ違っていて、 逆に共通の悩みがあったとしても、障がいや病気の状況は本当にさまざまです。 中には、障がいがあるとは言いきれない、けれども、 社会生活のしづらさがある「グレーゾーン」と呼ばれる状況の方もおり、 まわりに自身の困り感がなかなか伝わらないこと自体が、 悩みのタネになってい

「『無理しないで』はプレッシャー。どうせなら『頑張ってるね』と言ってほしい。」から考えたこと

綜合キャリアトラスト システム担当の田畑です。 似たような言葉で、私が裏の意味を考えてしまう言葉のひとつに、 「残念」という言葉が挙げられます。 なんだか責任を放棄した無責任な言葉だと感じてしまうのです。 主語なしに安易に成り立ってしまうインスタントな言葉だと思います。 自分が残念だということか、残念な結果しか残せなかったことへの指摘なのか…。 とにかく宙に放たれて救いようもない言葉のように思われてしまうのです。 ここでは「惜しかったね」や「次はうまくいくよ」などの言

「障害者への『配慮疲れ』から考えた、合理的だけではない『快適への配慮』という考え方。」を読んで

綜合キャリアトラスト 伊藤です。 今回はプラスハンディキャップさんの記事の中で非常に共感できる考え方があったためコメントを書かせて頂きます。 障がい者への配慮についてこちらの記事にある 【お互いの快適さを追求する】という考え方です。 障がい者の配慮をルールととらえると「やらされ感」が強くなり、 結果「なぜ自分が・・・・」といった被害者意識や怒りの感情が生まれてしまいます。 ただ、健常者・障がい者関係なく、人間はそれぞれ性格が違い、違う意思を持っているので、 【お互いの