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設計事務所が考えるリフォームとは何か
リフォームとはなにか
『理想と現実のギャップを埋める行為』である。
理想とのギャップに苦しむ、だから解決策としてリフォームを考える
しかし、理想が明確でなければどうであろう、
誰もそのギャップを埋めることができないのかもしれない。なぜなら理想を掲げているのは誰であろう、理想を掲げているのはクライアント本人であり、その理想を明確化できるのもクライアント本人である、、、
しかし、クライアント本人にはその理想を明確化する事ができない場合はどうなるか?
この時初めて他人に依存する、
クライアント本人の理想が明確になる為に、本人以外の人がアドバイスを行う事。クライアント本人に十分な理想へのゴールの手助けを行うことだ。専門家が登場するのである。しかし、専門家というのは商売人である、しかも、絶対的に他人である。この時においてもあくまでも本人以外がクライアント本人の理想を確立できない、なぜならばクライアント本人の理想であるからだ。専門家の理想ではない。しかし時に専門家の理想に共感することはあるだろう。そして専門家へ依存する。しかし依存で確立された理想は本人の強い意思があれば良いが、強い意志がないために依存する傾向が多い。そうなると理想は次第に崩れていく。
ではなぜ理想を明確にできないのか、
そもそも理想の状態などあるのであろうか、
理想の状態は現在の本人を映し出す鏡ではないか
ゆえにリフォーム工事は解決策を考えるものではない
リフォーム工事はクライアントの過去との対話(ノスタルジーの崩壊)から始まると思う。そこに行き着くまでにどのくらいかかるか速度が違うだけだ。
『リフォーム工事に失敗も正解もない』
過去との対話でどのくらい自分を変化できるかどうかである。
自分を変化できない人にとって、リフォーム工事に正解が出ることはない。一度正解が出てもさらに不安、不満、不快が発生する。
その度に理想と現実のギャップが生じるのである
正解のない所以である。
まとめると
設計事務所が考えるリフォームとは
『ノスタルジーの崩壊により自己確立である』