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Trunk-Computer2022 始動!

1999年~2005年12月にトランクコンピュータは生まれたんだと思います。この数年でご縁が深まった方は、「自転車屋台」「一休みの学校」「庭と冒険」の中西寿道(なかにしひさみち)だと思いますが、1999年に16年間勤務していた会社を退職しフリーランスとしてTrunk-Computerというインディーズコンピュータブランドを起ち上げる挑戦をしたのです。

当時は、ユビキタスコンピューティングという概念や持続可能な開発(Sustainable Development)が叫ばれている社会情勢でしたが、いっこうに持続可能な状況では無かったと思います。

それでも私自身は、自動車等輸送機器向け部品の金型や試作品製作の会社で勤務し、品質管理や企画営業職を続けて行く中でICTを活用した社内業務改善リーダーなど(今でいうDX推進担当ですね)懸命に推進していました。

その後、勤務する会社がM&Aされることが決まり継続して会社に残る道もありましたが、それまでから独立を志向していたこともありトランクコンピュータというブランド立ち上げに、生き方と仕事を振り切りました。

SNS、ブログでの情報発信、Skypeなどでの音声チャット2005年ぐらい迄に様々な情報発信とコミュニケーションを続けて、今にも続く友人、知人。

その時、“トランクコンピュータ”というのはなんだろうという問いから生まれたのが、 モノづくりを基本にした編集で創造的な共創社会の実現でした。なので、その時掲げたミッションは、「良質のモノづくりを創造する」

そして、主体がプロダクトにあるのではなく、メディアとしての役割に価値があり、生み出されていく生命的な創造の力(emergence(創発))を育むプラットフォームを意識しています。

この感覚は、現在の「庭と冒険を探せ!」クリエイティブサロンに引き継がれて、clubhouseなど古くて新しいメディアでの活動のベースになっています。そして2022年は、20年前にイメージしていたビジョンの年です。

未来が今になった今年。トランクコンピュータを問い直し、プロダクトを生み出そうと思います。

残された記録が少ないのですが、こんなことを15年前に書いていたことを手掛かりに対話と試作と発信をしていきたいと思います。

________

2005年10月25日
トランクコンピュータとはモノづくりで人をむすびつけるメディアです。

これはなんだろう。 

何ができるんだろう。そこからはじまり、みんなとあなたが創造する。

そして、世の中の良質をわかちあう。
これはTVです。これはパソコンです。と決めつける
世の中ですが、決めてかからないコンピュータがあってもいいと
思いました。

わたしがおもうトランクコンピュータはこれです。
あなたの思うトランクコンピュータを見たいです。

あなたとみんなの創造で、つくるからトランクコンピュータは、
モノづくりメディアになります。

あなたは、トランクコンピュータから、なにを生み出したいですか?

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