トランペット 自宅での練習

いつも家の防音室で練習して腕を磨く

というよりは錆びさせない

そしてまだ出来ないことを練習する。

とかなんやかんや考えています。


いま音楽が必要とされるのってなんだろーなーって色々と考えさせられます。

音楽をする側の人と見る側の人

演奏や練習をするのが好きな方は、プロアマチュア問わず
自分でいろいろと工夫をされていると思います。


プロで素晴らしい方でも

練習ははっきり言って嫌いです!

と公言される方もいます。

練習が好きか嫌いか、筆者はせざるを得ない練習ってのも、とても好き。

40代になって新しく出来ないことを練習するのはとても労力を使います。

20代からもっと出来ないことを練習しておけば良かったって後悔することも多々あります。(もちろんしてましたが、もっともっとです)

またコロナが猛威を振るっています。
しかも亜種、変異種が、、、来てしまいましたね。

未知とのウイルスとの戦いがまだ続きます。


昨年のコロナで、自宅でできる練習ってのを考えていました。

そこで思い出したのが、大学一年生の時のピエール・ティボー先生のレッスンでした。


https://www.youtube.com/watch?v=hVhHIzJV_z8

https://music.apple.com/jp/album/pierre-thibaud-trumpet-virtuoso/1211736283

フランスでモーリスアンドレと並びトランペットの名手として活躍され、パリ音楽院で教鞭をとられました。

そんな先生が特別教授として日本に来られました。


先生のレッスンはこれまでに受けたレッスンとはまるで違うものでした。

ピアノの鍵盤を右手で弾き
マウスピースでその音を百発百中で当てられるのです。

ピアノの鍵盤の最高音から最低音全てでした。

ビッくらポン。。。


トランペット奏者としてのテクニカルをまずは整えて、そのあとに音楽を勉強する
そういったレッスンでした。


ですが、ティボー先生のテクニックがすごすぎて川上は整わず、途中でレッスンに行くのをやめてしまいました。


今思えばすごく勿体無いことをしたなぁと。。。


学生時代はトランペットの音を鳴らすことに苦労はしませんでした、
というか、、、

若いから、元気だから、体力で吹けたのです。

だがしかし、現在の川上はもう40オーバー。


20台とは違い、効率の良い吹き方やその場、環境に応じた演奏のレベルも上がり今になってティボー先生の吹き方に着眼して練習をしました。


昨年の川上のコロナ禍においての大きな成果は、このティボー先生の練習法です。


今トランペットを家で吹ける人がどれくらいいるだろうか

マウスピースだけで好きな曲を吹いていた中学生時代を思い出しました。
カラオケのマイクを握るようにマッピを握って吹いてましたねw

運指もいらないしw


楽器はダメでもマウスピースくらいならね〜と思い、ピエールティボー先生に教わったことを楽譜にまとめました。

JAMES STAMP さんの Worm-Ups のフレーズにアレンジを加え、歌いやすくしたものでした。

今、教えている何人かの生徒に半年ほど練習させました。

まぁ見事にピッチや振動の効率が上がっている。

やはり効果覿面!

正しいピッチを取るためにマウスピースの練習に伴奏も友達に作曲してもらいました。

オーダーは
「朝のラジオ体操風に」ですw


朝から爽やかな気持ちになれるといいなぁと思って


伴奏の音源も自宅で収録できたので、スマホとイヤホンとマウスピースで出来ます。

また後悔するかは考えていませんが、もう何年も書いてて終わらない自分の教則本と合わせて公開できるといいなぁと思っています。

まだまだ作業は続くよどこまでも。。。


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川上鉄平
頑張って防音室を効果的に使うための機材などをかき集めています。自分の勉強、研究は後輩の指導につながり、トランペットという楽器を通じて音楽を多くの人に愛されたいと思っています。よろしくお願いします