音楽で生きる2

前回の初投稿ではスタジオミュージシャンとしてのことを書きました。

今回はコンサートステージに立つ演奏家としてのことを書こうと思います。

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ステージに立つというのも様々な演奏の場があります。

カフェ、ライブハウス、コンサートホール、アリーナ、ドーム、野外ステージ

↑↑お客さんの数の桁が違いますよね?

カフェの場合一桁のこともありますし、野外ステージだと10万人(ロッキンジャパンフェスティバルの最大で37万人の来場者数)ほどの動員になると思います。

綺麗に1.10.100.1000.10000.100000の桁数になると思います。

なので今日は一番小さなカフェサイズのコンサートの話からしていこうかと思います。

まずは振り返ることはや25年前
僕は大学を東京藝術大学に志望を完全に絞り、一浪の末一発合格でした。

意味がわからないかと思いますが、、、

高校が奈良県の天理高校で、寮生活を送っていたため、ピアノの練習が全くできなかったので一年目はどこの学校も受験しなかったのです。

なので

自称、一浪現役入学www

なぜ芸大に行こうかと思ったのか、そこには高校時代の恩師である、寺島基史先生の影響が大きくありました。

芸大の試験はコンクールだ、日本で各楽器の三本の指に入ったやつだけが入学できる、、、結果同級生四人w


同点入学だったのかなぁw

そんなその年の日本人の最高峰の同級生、仲間たちと切磋琢磨したかったのでした。


そんな仲間と結成したのが

「こけももブラスクインテット」

画像2

クラシックの演奏形態で「金管五重奏」という形態です。

トランペット二人
フレンチホルン
ユーフォニウム(トロンボーンが一般的ですがこけももはユーフォ)
チューバ

という編成でした。

写真は2013年のものですが、結成は大学生二年生でした。

まぁその編成で、

長野県小諸市と群馬県嬬恋村の境目にある高峰高原ホテルのロビーコンサートを
8月のお盆を挟んだ10日間2時間プログラムのコンサートを入場無料で行っていました。


お客様はホテルに泊まりに来られた方がほとんどで、高原にあるホテルなので


日の出を目当てにいらっしゃる方もおります。


みなさん早く寝られるんですね、日によっては。

音がうるさいと苦情が入ったこともあり、、、w

今ではいい思い出です。

お客様が4人とかの日もありましたね

たまたま泊まったホテルでコンサートを聞けた、そのようなコンサートです。


我々は、このような編成で演奏するには楽譜が必要です。

大学のライブラリーにある譜面もアカデミックなクラシックがほとんどで

そんな偶然いらした方にガチのクラシックを聴いてもらっても、正直つまらない、眠くなるわー、など


真っすぐなご意見もいっぱいいただきました。


その時に、やはりこのままではいけない、ニーズに応えねば、ということで


少しばかりメンバー同士や大学の作曲科の友人で某映画の曲や某アニメの曲をアレンジしてこの形態で演奏し

幅広いニーズに応えるように曲を増やしていきました。


1998年から始めた高峰高原ホテルのコンサートも2016年まで続き、
18年でオリジナルアレンジや楽曲提供含め50曲ほど、出版されている譜面を
含めると300曲ほどの持ち曲がありました。

ニーズに応えるのって大事なことだと18年学びました。


誰が聞きに来るかわからないコンサートでは10曲のうち
8曲は誰もが知っている有名な曲
自分たちがやりたいガチな曲は2曲ぐらいにしたほうがいいと学びました。

そしてこの10日間のコンサートの集大成として、東京や広島、大阪で自主コンサートを開いたり精力的に活動していました。


いまはメンバーそれぞれの活動があり、現在はお休みしていますがまたいずれやりたいなーって思っています。




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川上鉄平
頑張って防音室を効果的に使うための機材などをかき集めています。自分の勉強、研究は後輩の指導につながり、トランペットという楽器を通じて音楽を多くの人に愛されたいと思っています。よろしくお願いします