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東京音楽大学吹奏楽アカデミー専攻 サクソフォーン科 第2回学外演奏会


3月11日(月)文京シビック小ホールにて、東京音楽大学吹奏楽アカデミー専攻のサクソフォーン科 学外演奏会が開催されました。

東京音大の器楽専攻は、昔からパートごとに学外演奏会を開催していましたが、昨年から今年にかけて吹奏楽アカデミー専攻のいくつかのパートも同じように学外演奏会を始めるようになりました。

その中でも、特にサックスパートは学外公演だけでなく、東京音大のオープンキャンパス、地域のお祭り、介護施設などの訪問演奏にも参加するなど、とても積極的に活動しています。

1月に開催した僕の門下生演奏会にもサックス講師の蓼沼先生と一緒に出演していただきました。

このように様々な形でアンサンブルを一年中行なっていることもあり、今回の学外演奏会も終始安定した演奏を聴かせてくれました。
特筆すべきは全プログラムを学生だけで演奏し、講師の蓼沼先生が出演しなかったこと。期待通りアンコールでは蓼沼先生が登場し、「風笛」の素敵なソロを聴かせてくださいました。

演奏会で意外に忘れてしまうのが宣伝量。特に学生は曲の練習に意識が向きすぎて、フライヤーの完成が遅れてしまったり、身内だけにしか宣伝しないなど、公開範囲が狭くなりがちですが、今回サックス科は370席ほどあるホールを満席にしました。これはすごいです。

サックス科はインスタやFacebookなどSNSも積極的に活用し、日々の練習や授業のことなどを配信しています。

コンサートをやる時だけ宣伝をしても見てくれる人は限られてしまうので、こうした定期的な配信が大切ですし、集客にも効果があったのだと思います。

僕の門下発表会でも気がついたらホワイエにこんなの作ってましたし笑

また、今回はゲスト奏者としていつも吹奏楽アカデミー専攻でいつも明るく元気いっぱいの笑顔を振りまいてくださる打楽器の平子ひさえ先生が参加されました。ウィーラン作曲「リバーダンス」に沢山の打楽器を使用し、効果音的な表現から、ダンスリズムまでをお一人で演奏されていたのは圧巻でした。

サックスパートの学生はこの日に向けての練習、準備はとても大変だったと思いますが、それ以上に得られた経験も手に入れた音楽性もたくさんあると思います。素敵な演奏会をありがとうございました!
そしてサックスパートを愛情深く指導している蓼沼先生、お疲れ様でした!


荻原明(おぎわらあきら)

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荻原明(おぎわらあきら):トランペット
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