吹奏楽アカデミー専攻生 卒業演奏会
音楽大学は4年生の卒業試験(ソロの演奏試験)の成績優秀者による卒業演奏会という記念コンサートが年度末に用意されていることが多く、今回初めての試みとなります吹奏楽アカデミー専攻の中での卒業演奏会を開催しました。
今回出演したのはフルート、サックス、打楽器2名の4名。
この4名は卒試の際、確かに素晴らしい演奏でしたが、今回出演できなかった他の4年生も実際のところはみんなクオリティ高くて誰がこの卒演に推薦されてもおかしくありませんでした。
そんな4年生の代表として出演した4名。それぞれの個性を発揮して素敵な演奏を聴かせてくれました。
いやあ、成長したなあ。感慨深い。
これは多分音大のほとんど全員に言えることだと思うのですが、1年生の頃って、正直結構不安な演奏をしてくれちゃうことも多く、言いたいことが山のようにあるのですが、レッスンや合奏授業などを通し、また、学生自身が様々な経験を重ねていくうちに、個人差はありますが3年生くらいになってくるとふと「あれ?いつの間にか音楽家らしくなってる」と感じる瞬間が訪れます。
卒演を聴きながら4年生たちも1年生の頃はアタフタしながら合奏して、大変そうだったなあ、といろいろ思い出して懐かしくなりました。
特にこの学年(吹奏楽アカデミーの2期生)は入学して半年はコロナ騒動のせいで全てリモート授業だったので、本人たちも大変な思いをたくさんしてきました。その出遅れてしまった分を取り戻すかのように一生懸命に取り組み、とても立派な4年生になりました。
今回の卒業演奏会で今年度すべての演奏行事が終わりました。4年生の皆さんは本当にお疲れ様でした。とっても明るくて元気で、そして一生懸命な2期生にたくさん助けられました。本当にありがとう。これからも吹奏楽アカデミーをサポートしてください。
4月から新1年生が入り、また少し雰囲気が変わってスタートです。僕も新たな気持ちで頑張りたいと思います。
荻原明(おぎわらあきら)
荻原明(おぎわらあきら)です。記事をご覧いただきありがとうございます。 いただいたサポートは、音楽活動の資金に充てさせていただきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。