23歳OLの日記です。 X(Twitter):truerealluv instagram:6u6_trl

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最近の記事

2023年の私を支えたくれたものたち

聖です。 2023年の聖を構成してくれたものを紹介したいと思います。 今年は、総括すると、俵万智さんの短歌「君をまつことなくなりて快晴の土曜も雨の火曜も同じ」がしっくりくる年になりました。 大切な人との別れや、いくつかの恋愛、目をそむけたくなるような世界的ニュースの数々、精神を患い休職に至ったことなどいろいろあり、自分が厄年かどうか、何回もググりました。紹介するのは、そんな私を支えてくれた、文字通りこれがないと生きていけない!お気に入りのものたちです。 毎月の可愛いネイル

    • 札幌に行きました 備忘録

      札幌はタクシーの初乗りが670円。言わずもがな高いのだけど歩こうにも市内の道はショートケーキの断面図のよう。ガタガタでコンクリートの色もまだら模様になっていたり、横断歩道の線が全て消えていたりする道の、紅葉して乾燥した落ち葉が積もったのを踏みつける。一方で秋の夕方の空はほんとうに透き通った金色になっていて、足元への錆びついた愛情と開拓の歴史を感じながら、金色の夢想をする旅をした。

      • 逃避行できるのは戻るべき現実がある人だけ

        逃げられない 逃れられない 苦手な人を殺しても 場所を変えても 海なんか行ったって 綺麗な景色に感動する自分が存在するという解釈を一時的にするだけ 心機一転なんて、新しい仮面に変えるだけ 大事な人に抱きしめられても 今はセーフでいつはアウトかなって考えるだけ どこにいこうが何をしようが この肉体が この魂が ずっといる 死臭を隠す香水を身につけて 人形の糸はちぎれそうで、うまく操れなくて それは操縦士の意志なのか 抵抗なのか 代謝は繰り返される 無意味に

        • 寄りかかって生きていきたいという話

          私には、ある悪癖がある。 隣を歩いている人を壁側にどんどん追いやってしまうことだ。 道の真ん中を歩いていたつもりが、相手側に近づいていってしまうため、「ごめん、もうちょっとそっち歩いてくれる?」といつも言われる。 生き方にも、同じ傾向があるような気がしている。 私は、大事な人と毎日会おうとは思わない。 友人であれ、恋人であれ、ずっと一緒にいると疲れてきて、無意識につよくあたってしまう。それが原因で恋人との関係が悪化したことは幾度となくあるし、友達と旅行していても、帰って一

          踏切を渡るのが苦手だ

          タイトルの通り、私は踏切を渡るのが苦手だ。 ほんとうにどうしようもなく不安感を煽られるので、友人と一緒にいる時もなるべく速足で、もはや軽く走りながら渡っている。 とにかく怖い。反対側からくる自転車との距離が近くてぶつかりそうだとか、カンカンいう音がうるさいだとか、理由は何個かあげられはするが、どれも本質的な原因ではないような気がする。しかも、ホラー映画を見終わった時のような、完走した後の達成感や優越感は皆無である。この世で一番最悪の「渡る」行為と言ってよい。「渡る」という行為

          踏切を渡るのが苦手だ

          休職と彼のこと

          彼はとても几帳面だ。  朝は苦手なのだろうか、いつもアラームのスヌーズを何度も設定しているが、そもそもが早起きなのでしょうがない。人によってはまだ昨日だと認識する時間に起きる。ベッドから這い上がった後はそそくさと洗面所に行き、キリンの首くらい長い時間歯を磨いた後、スーツだけがハンガーにかかっているクローゼットから今日着るスーツを選んで着替える。熱い珈琲を飲み、簡単に掃除をした後、鏡で最終チェックをして、ベッドにいる私に行ってきますと言う。前日の夜私がゴミ箱に捨てたゴミをみて、

          休職と彼のこと

          雨の日とエッセイの相性

          雨。 雨の日は、低気圧を苦手とする方々の例に漏れず私も前日から具合が悪くなるし、アラームで起きた時の倦怠感も晴れの日の比ではない。生理の日の朝と同じ位最悪。とてもじゃないけど起きられる気がしない。でもちゃんと起きて、会社に行く。 ただ、雨の音を聞きながら読書をするのは好きだ。わざと残業してすいている時間の電車に乗り、地下鉄と雨(何線通勤かばれそうだが、途中で地上に上がるため、観覧車などが視界に入るのもよい)が混ざった音を聞きながら本を読んで帰る。コロナ禍で常に電車の窓が開

          雨の日とエッセイの相性

          死なないためにnoteで日記をつけることにした

          ふらっと飛び込みたくなる線路というものがある。 朝10時のJR横須賀線の鎌倉駅は視界を遮るものが何もなく、晴天であったことも作用してか、あ、飛び降りたら気持ちよさそうだなと思った。 その日は友人と待ち合わせをしていたが、少し遅れるとのことで、自販機でミネラルウォーターを買い喉を潤した後、改札内のベンチに座り、電車内で読んでいた文庫本の続きを読もうと本を開きかけた時、おあつらえ向きの線路が視界に飛び込んできたというわけである。 最近こういうことがよくある。 神保町のA5出入

          死なないためにnoteで日記をつけることにした