踏切を渡るのが苦手だ
タイトルの通り、私は踏切を渡るのが苦手だ。
ほんとうにどうしようもなく不安感を煽られるので、友人と一緒にいる時もなるべく速足で、もはや軽く走りながら渡っている。
とにかく怖い。反対側からくる自転車との距離が近くてぶつかりそうだとか、カンカンいう音がうるさいだとか、理由は何個かあげられはするが、どれも本質的な原因ではないような気がする。しかも、ホラー映画を見終わった時のような、完走した後の達成感や優越感は皆無である。この世で一番最悪の「渡る」行為と言ってよい。「渡る」という行為