「私の語っている”ストーリー”は、主にどこを住処にしているだろうか?」(#32)
私は、様々な人が話してくれる、とりとめのないストーリの流れを追う経験を重ねるうちに、糸も単純な図にたどり着きました。「リスニング・コンパス(聴き方の羅針盤)です。<中略>」
1. 望ましい未来
2. 充実した過去
3. 辛かった過去
4. 望ましくない未来
あなたのストーリーは、主にどこを住処にしているでしょうか。もし、辛かった過去や望ましくない未来があなたの足枷になっているなら、一番近い出口はどこでしょう。望ましい未来や充実した過去への近道はあるでしょうか。あなたはどこに住みたいと思いますか。(「未来を変えるコーチング」ヘスン・ムーン著)
「人が自分について語る内容は、たいてい『過去』か『未来』のどちらかに属し、また『望ましいもの』か『望ましくないもの』のどちらかに属します」と”未来を変えるコーチング”の著者、ヘスン・ムーン氏は説く。
当然、『望ましいもの』を住処としていきたい。そのためには「まずは自分が今どこに立っているか」を知る必要がある。そして、自分のいきたい場所へ思いを馳せてみる。自分の内なる声をゆっくりじっくり聞いてみる。目指す先が少しでも見えはじめたら、その方向へと歩んでいく。小さくてもいいから、まずは一歩を歩みだすことが大切だ。
(更新:2024.1.8)