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美容師を渋谷で25年やっていて思うこと

私は渋谷で25年美容室と美容師をやっています。今でこそ、ここまで大きくなりましたが、元々恵比寿で数年やったのちに、現在の場所に移動したのです。が、渋谷駅からは歩いて10分もかかる場所(でも、渋谷とは思えないくらいの綺麗な場所)、その物件は1階のガラス張りで中が丸見え(今でこそ当たり前ですが、25年前はほとんどなくてテレビで取材を受けたほど)、恵比寿の頃は駅から徒歩2分が10分も歩くということは、たくさんの美容室の看板を横目にしながら、ここまで歩いてきてもらうという事に対して、場所の不安がありました。しかし、そのお店の中に立って、中から外を見た時の空の綺麗さ!「うん!!」と、不思議なくらいの心にストン!と何か落ちて、「ここがいい!」と感じました。

駅から遠い立地条件に関しては、「そこまで歩いても会いたい人❤️」という人づくりをテーマにスタッフを育てよう!と。

ガラス張りで中が丸見えなら、「中が見えるなら、みんながニコニコして楽しそうに仕事をしている風景を看板にしよう!」と、これもスタッフ間のチームワークを育てることで自然な笑顔が出るだろう!と。

もちろん、そんなに簡単にできることではなく、迂用曲折、色々ありましたが、気がつけばいつもお客様で溢れるお店と、素晴らしいスタッフが育ってくれていました。

美容師としてお客様と一生付き合える美容師であるようにしよう。という事を考える事で、お客様の毎日の出来事とヘアスタイルは一致しなければいけないし、見た目だけを変えても、気持ちが変わらなければ輝かない。そのために心理学を学んで役に立てるような人になる事も必要だと思いました。スタッフ間も、人と人なので、発する言葉の重みとかを大事にしました。

そんな私がこのnoteを始めようと思ったのは、今まで思った美容師としての美容師の人への想いとか、シャンプー開発で培ったシャンプーの成分や皮膚のことやお客様から相談を受けることの多い頭皮や髪の悩みなどを、ご紹介しながら解決方法をお伝えできれば・・と思っています。

どうぞ、よろしくお願いいたします。