見出し画像

世界の商用車メーカーのグループまとめ

乗用車ではトヨタグループ、VWグループなど世界の各グループのまとめ情報が豊富にありますが、商用車メーカーの各グループは意外と情報が纏まっていないので、纏めてみました!
*中華系は漢字の弱い私には辛く、、、今回は除外しています

では↓の様に主要な商用車メーカーの世界のグループを纏めましたので是非御覧下さい。

【Daimlerグループ】
三菱ふそうはDaimler AGの子会社となります。
Daimlerと中国のFotonは中国でJVを中国で設立。ここでFotonの中大型車両が製造されている。
ロシアのKamazには15%出資。

画像7


【Volvoグループ】
因みに乗用車のVolvoはVolvo carsで商用車のVolvoはVolvo Trucksです。別の会社なんです。Volvo carsは中国の浙江吉利控股集団有限公司の子会社です。Volvo Truckには同じく浙江吉利控股集団有限公司が16%出資しています。Volovoはインドと中国でEicherとDonfengとそれぞれJVを設立。

画像3

【VWグループ】
VWグループの商用車ビジネスはTratonが管理。
Traton傘下に3ブランドが連なる。

トヨタグループである日野とTratonは電動技術に関しての協力と共同調達を行うJV設立を発表している。

画像4

【Paccer グループ】
Kenworthはアメリカでトヨタと実証実験用の大型FCVトラックを開発。

画像6


【Navistarグループ】
このNavistarグループにVWグループのTratonが16.8%出資。

画像5


終わりに、
商用車メーカー間のグループ化の何が良いかと言うと、同じグループ内で地域毎に各セグメントへの突入ブランドを変えれる事、それにより車両開発のリソースを最適に分配出来ると言う事があります。

例えばDaimerグループのFreightliner と三菱ふそうで言うと、ある地域では小型トラックは三菱ふそうブランドを導入。中大型トラックはFreightliner ブランドを導入と言う事が出来ます。

三菱ふそうは小型トラックの開発を、Freightliner は中大型のトラックを開発する事で、それぞれの得意分野に開発費用を集中する事が出来ます。これでグループとして商品ラインナップに穴を空けずに済みます。

ディーラーは夫々のブランドを並べたショールームを設置して、サービスは裏のワークショップで一緒に行います。どんどん車両の開発費用が膨らむ中、自社の得意分野に貴重なリソース(金)を割くにはグループ化は1つの最適解です!

以上です!

良いよ商用車メーカー!

画像1



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?