アキレス腱の経過報告
えー、新年早々のnoteが怪我の復帰報告とか、本当にそれでいいんでしょうか?と思いますが、長年悩まされた物にようやく蹴りがつきそうなので報告となります。
左脚のアキレス腱ですが痛みがほとんど無くなり、軽いスプリントくらいなら出来る様になりました。まぁ日によってまだ違和感があったりなかったりしますが、痛みが出るようならまたお世話になっている整形外科の方に行けば対応してくれるようですし、ここで一段落付いたかなと思います。
ただここまで来るのに三年ほど要しました。時間がかかりましたね。その経過を辿っていければと思います。
・2020年年末~2021年の正月(違和感の出始め)
2020年の年末辺りから左足に違和感は感じていて、でもまだ走れるから大丈夫だろうと思っていたら中々痛みが取れない。初詣で布引の山登りをして、この時は違和感なく走れたのですが翌日に痛みが出ました。
まぁいつも出ているものだろうし、一日湿布を貼ればいいんじゃないかと思ったのですが、翌日も違和感がありました。これがずーっと続いていくことになります。
職場ではよく歩く仕事をしているので普段の足の負担が大きい事もあったのか、段々と違和感が強くなっていくのを感じました。分かりやすく出たのは椅子に座った時です。足を地面につくと痛みが出ます。どうもよくないなぁ…と思いつつ騙し騙しやってはいたのですが、2021年に群馬ダイヤモンドペガサスが中地区を優勝し、決勝となる高崎市城南野球場(オセアン滋賀ブラックス戦)で歩けないなんて醜態は晒せないと思い、とりあえず近くの整形外科に診てもらうことにしました。
・一時的に痛みは無くなった、しかし…
この整形外科ではまずは湿布を貼って様子を見る事にはしたのですが、すぐ痛みを取りたいなら注射があるけどどうする?と提案されました。
とりあえず直近の城南に間に合えばあとは何とか出来るか、と思いお願いしました。デキサートという注射で、一時的に痛みを和らげる効果があるようです。確かに打った後は痛みが消えた(誤魔化しているのかな?)感じがあり動作も軽快になりました。この時は感謝して球場へ遠征に行きました。
ただこの筋注、一時的な効果しかないようで切れた後はまた痛みが出ました。もう一回かかる前に調べたのですが腱を硬くする副作用もあるようで断裂リスクが高まっていくと。これじゃあ複数回は打てない…
なので次回かかったときは注射はしなかった(先生も打つかどうかは自由と言っていた)のですが、他だと湿布くらいしか方法がないといわれ、湿布をもらって貼り続けたのですが効果が薄いまま時間が過ぎていくことになりました。
・2022年
この一年に関してはストレッチを入念にやるようにしたら痛みが消えることもあったのですが、また痛みがぶり返してきたりと一進一退でした。良いときは楽に歩けるけど、酷いときは足を引きずるような動きで…
ずっと痛いというわけでもなかったのが判断を躊躇わせる要因になったのか、この一年は湿布とストレッチで過ぎていきました。整形外科に行くことはなかったです。まぁ行っても注射する位しかないからなぁって…
・2023年夏
相変わらず2022年のやり方のまま来ていまして、まぁそれなりに歩けるならいいかな?と諦めに近いものも持っていたんですが、転機となる出来事が起こります。城南野球場で開かれたペガサス鍼灸接骨院の無料体験会です。
これは以前のnoteにも書いたのですが、受けてくれないかとトレーナーの加藤大亜君に話をされて、問題点あったかな?と思ったらアキレス腱がずーっと痛いんだったなって思い、これどうにかならん?と提案したのでした。
診てもらったら慢性化しているのか、アキレス腱に丸いふくらみ(しこり)があるとのことで、詳しくは病院で診てもらうと良いがストレッチでは良い方法があるということで色々やってもらったら痛みが消えたのが分かりました。対処法となるストレッチも教えてもらったので、それをベースにシーズンは乗り切る事になります。まぁでも走るのも厳しいくらいで、負荷をかければ痛いことには変わらなかったですね…
悪化は避けられた事とふくらみの存在を把握出来た事もあり、アキレス腱以外の箇所が張っても痛みが出るという事も教えてもらったので、加藤君に結構感謝しています。
・2023年オフ
オフ突入後に早速行われたファン感謝デーで身体を軽く動かす事にはなりました。深澤恒平君が足の状態を気にかけてくれた事は有り難かったです。
この時はそんなに痛みは無かったんですが、翌日に激痛が襲います。ちょっと足が棒になって上手く歩けない…
騙し騙しやろうにもこんな状態を引きずったまま2024年のラストシーズンに臨んだら絶対後悔すると思い、もうこれは撲滅して翌シーズンを迎えると決め、高校時代にアキレス腱周囲炎でお世話になった事がある別の整形外科に行きました。
これは(しこりが)大きいねぇと言われ、レーザー治療と電気治療と体外衝撃波を週一回かけて、痛みが大きいときに服用する飲み薬(ロキソプロフェンとあとなんだっけ)と湿布を処方されました。二週経ったらまた見せて欲しいと言われまして、以降もまたレーザーと電気治療と体外衝撃波(以降リハビリとします)を二週間やり…この繰り返しをしていく事になります。
ストレッチもしっかりやってくれとの事で、これは加藤君から教わったものを引き続き実践していく事になります。
最初は痛みが抜けないなぁと思っていたのですが、二ヶ月経った頃に段々と痛みが消え始めます。鈍くなったといえばいいんですかね?日によって差はありますが、歩く程度ではそこまで痛まなくなってきました。ただしぶといものはしぶとくて、つまむとふくらみはまだ残っていますし痛いです。どうやら調べるとこういう炎症が起こったところには新しく神経が入ってしまっているので、圧迫すると痛みが出るとの事でした。
進展自体はあるので引き続き一週間に一回リハビリをして、二週間経ったら診察を受けて…を繰り返しましたが、年末になるとほとんど痛みは無くなり、ふくらみもかなり小さくなりました。まる三年まともに走れたことがないので恐る恐る走ってみましたが、痛みは出ません。ひょっとしたらもうすぐ完治まで行くのではないか?と思いました。
・2024年年初(ひと段落)
2024年に入って二週目に診察を受けたのですが、ここまで来ればもう痛みもほとんど無いようだしある程度治ったと言っていいでしょう、と判断をもらいました。治療を始めてから四ヶ月、最初の痛みを感じてから三年と長い時間が経っていました。
それでも一ヶ月に一回は診察を受けて欲しいのと、痛いときはリハビリに来ればレーザーと電気治療と体外衝撃波はできるから受けてくれと今後の方針についても言われました。以降もこんな感じで通院自体は続いていくと思いますが、ひと段落とはなりました。2024年の城南野球場で足引きずらなくて済むし、軽い運動も出来そうと思うと頑張って良かったなって思います。
・この症状について
以上今に至るまでの経過をざっくり書きましたが、色々な方の協力あってという所でしたね。ありがとうございます。
炎症としては「アキレス腱炎」と診断されまして、ふくらみが出来ているという点では結構慢性的な症状だったようです。ただ地道にリハビリとストレッチをやっていけば時間をかけて治すことは出来るそうです。
まぁその前にふくらみを作るなという話なんですが…自分が気付くのが遅れたり治療に躊躇した事も影響しているので、今後はそういった後回しが無いようにしていかなければならないと反省もありました。
アキレス腱炎自体は多くの人がかかっている炎症のようで、病院によって考え方は違うと思いますが、自分はこの方法で何とかなりました。
悩んでいる方々の参考になればと思います。