長距離選手(ランナー)がウェイトトレーニングを行った方がいい理由
どうも、さかもとです。
今回は「長距離選手(ランナー)がウェイトトレーニングを行った方がいい理由」をテーマに投稿します。
参考資料:競技力向上のためのウェイトトレーニングの考え方
トレーナー、指導者だけでなく
選手自身にも読んでほしい一冊です!
そもそも競技の目的って?
競技の目的って、そもそも何でしょうか。
勝つこと、タイムを伸ばすことが競技の根本な目的ですよね。
そして、その目的を達成するための要素として
持久力や筋力、柔軟性、フォームなど
競技本来の目的を達成するための要素がたくさんあります。
たくさんの要素を向上させるためにトレーニングがあります。
ランナーのトレーニングに対するイメージ
陸上競技と一括りにすると
ウェイトトレーニングを実施している方も多いと思います。
ただ、長距離選手(ランナー)にとっては
「身体が重くなる」などのネガティブな印象をお持ちの方も多いはず。
練習とトレーニング、それぞれの目的
ウェイトトレーニングをオススメする前に
まず練習とトレーニング、それぞれの目的をおさらいしましょう。
※画像参照
このように整理すると、それぞれの目的がわかりやすいです。
各目的を達成するための手段として
練習やトレーニングがあります。
練習すること、トレーニングすること
が目的化しないよう(手段の目的化)注意しましょう。
体力とは??
トレーニングの目的である体力向上を掘り下げてみましょう。
体力=持久力のことだけではありません。
競技においては
筋力、瞬発力、持久力、調整力・・・・
様々な要素が体力要素としてあります。
長距離選手(ランナー)トレーニング=持久力トレーニング
だけではないことがわかります。
ウェイトトレーニングを推奨する理由
とはいえ
「走ることが一番競技力を向上させるトレーニングだ!」
と考えている方も少なくないはずです。
ここで、走パフォーマンスについて再確認しましょう。
「走パフォーマンス=ピッチ×ストライド」
となります。
このパフォーマンス要素を向上させるためにこそ
練習があるわけです。
が、本当にそれだけでいいのでしょうか。
トレーニング=競技力向上ではないものの
ウェイトトレーニングをすることで
①ポテンシャルの向上
②怪我をしにくい体づくり
という効果を得ることができます。
ウェイトトレーニングを行うことで
競技力向上のための身体的準備なります。
例えば
☑︎もっと大きく身体を使いたい!
☑︎もっと力強く走りたい!
など、を望んでいるとします。
ただ、身体的準備が整っていないと
怪我につながる可能性が高まるわけです。
パフォーマンスは
その選手が持っている能力の範囲でしか発揮できない
とされます。(メンタル面は省く)
やりたい技術 × 必要な身体要素
がうまくかけ合わさった時に
目的のパフォーマンスが発揮されます。
競技練習とウェイトトレーニングをうまく融合させて
勝つという競技の目的を達成するための手段を
うまく取り入れてほしいと思います。
最後に
この画像をご覧ください。
こういった過程を踏む必要があるので、ご注意ください。
継続は力なり。
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