#3 機能解剖学⑴
どうも、愛犬に仕事を邪魔されながら、初めてスマホからnoteを更新しているもっさんです。
さて、マガジンで投稿しているペアレントトレーナー養成講座の内容を進めて参ります。
今回から、解剖学に進みます。
今回の内容は、やや前回の「#2 カラダの仕組み」にかぶる所もありますが、お付き合い下さい。
↓動画で学びたい方は、こちら↓
動画のアップもちょいちょい進んでいます。
無料ですので、お気軽にご登録下さい。
筋肉について
筋肉が収縮するとは、いったいどの様な状態なのでしょうか。
簡単に言うと、筋肉が収縮する=力を入れる事
と言えます。
こんな感じで、力こぶを作るイメージです。
これは、上腕二頭筋という筋肉が収縮する事で
筋肉が盛り上がっている状態です。
皆さまも、一度やってみてください。
どうでしょう?
上腕二頭筋が硬くなり、力こぶが出来ましたか?
当然、基礎筋力の差により、硬さや力コブの大きさには差はあります。
麻痺など力を入れる事が出来ない場合を除いて、この事を感じる事が出来たはずです。
筋肉は、骨から骨に付着します。
その際、1つ以上の関節をまたぎます。
跨いでいる関節に、その筋肉は関与する事になります。
先程紹介した、上腕二頭筋。
この筋肉は、肩関節と肘関節をまたぎます。
その為、肩と肘の動きに関与することになります。
この図のように、上腕二頭筋の収縮により肘が曲がるわけです。(肘の動きにフォーカスすると)
要するに、筋肉の収縮が起こると関節が動くということになります。
いくつかの関節をまたぐとは?
先ほどの文面の中でも紹介したのですが、筋肉が骨から骨に付着し、その際に関節をまたぎます。またいだ関節の動きに関与します。
1つの関節をまたぐとは
このようなイメージで、単関節筋と言います。
上腕二頭筋のように、2つ以上の関節をまたぐとは
このようなイメージで、これを多関節筋(または2関節筋)と言います。
筋収縮の種類
最後に、筋肉の収縮方法の紹介をします。
大きく3パターンの収縮方法があります。
①短縮性収縮(コンセントリック)
②伸張性収縮(エキセントリック)
③等尺性収縮(アイソメトリック)
です。
それぞれ説明をしていきましょう。
①短縮性収縮
これは、筋肉が短くなりながら力を発揮すること。
前述した、力こぶのイメージです。
②伸張性収縮
これは、筋肉が伸ばされながら力を発揮すること。
筋肉の収縮を伴いながら、関節(筋肉)が伸ばされていく収縮です。
少しイメージしにくいですね。
例えば、重たいダンベルを持っているとします。
この画像のような位置をキープしようとするも、ダンベルの重さに負け、徐々に肘が伸びていく。このようなイメージです。
③等尺性収縮
これは、筋肉の尺(長さ)は変わらないが力を発揮している状態のことです。この収縮では、関節運動は起こりません。
肘を曲げて、カバンを持ち続けている時のイメージです。
これらの収縮は、今後も出てきますので、ぜひ覚えてください!
では、ここまで。