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シャーマンを訪ねてVol.5

そんな感じで毎日が過ぎて行った。滞在4日目飛行機の関係で僕は次の日にここを出ないと行けなかった。

それをダニャールに話すと「ok!わかったよ」の二つ返事が帰って来た。朝の仕事を終えて手を洗っているとダニャールが「一つだけ気をつけてほしい事がある」と僕に伝えて来た。何かなと思い聞き返すと「君はいろいろな霊を背負っているから気をつけなと」と言われた。

僕は少し思考が止まり、少し考えてから「それは悪い霊?」と聞いたそしたら彼が両方と答えた。

それからみんなで朝ごはんを食べているとダニャールがみんなに僕が明日居なくなる事を話し始めた。ビファティマ・デゥアレトワは「あなたがまたここに帰ってくる事がわかる。扉はいつでも開いているからいつでも帰って来なさい」と僕に告げるとダニャールが僕に告げた事と同じ事を告げ始めた。

次の日僕はお昼まで滞在してから、たまたまビファティマ・デゥアレトワを訪れていた人たちに近くの街まで送ってもらえる事になった。

最後にみんなに挨拶をして車に乗り込む。ダニャールとビファティマ・デゥアレトワが一緒の車に乗り込み車は出発した。

車は順調に雪道を進み、僕は窓からボーッとこの旅で起きた事を思い返していた。するとダニャールが突然ドライバーと何か話し始めたと思ったらここで降りてと言われて道のど真ん中で降ろされて「タクシーがここを通過するから」と告げられて車は去って行ってしまった。

あまりに突然で僕は道路脇で少し座り、いつも通りヒッチハイクを始めた。

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