鏡の中の貌はw( ˙皿˙ )w ガオー
インフルエンサーが、ダイエッターの甘えを追求する動画をみた。バラエティ番組らしいが、なんだか嫌な気持ちになった。持つものが持たざるものを虐げる構図に見える。
もちろんそれは演出かもしれないし、願いを叶えるためには甘えを排除する必要があるのかもしれないが、さんざいじめはいけないと悲しい事件があるたびに報道しながら、しれっとパワハラめいた言動を笑いにする醜さよ。
私はダウンタウンのバラエティや、とんねるずを見て育ったので、昨今のコンプラやスポンサーの顔色ばかりを窺うような空気はげんなりする。いままでの笑いがダメで、女性インフルエンサーの言動が許されるのが意味がわからん。人権意識うんぬんが、特定の性別や人種への優遇やマリオのスターになってしまってはいかんと思うのだが、、、。
美醜に関しては、医薬品メーカー、化粧品メーカーがネットなりテレビでさんざん呪いをかけている。痩せなければならない、まつ毛がどうたら、二重がどうたら、匂いがどうたら、呪いのオンパレードだ。
他人の欠点や、ありもしない美の基準を作ることで劣等感を煽り、整形ビジネスへ誘導するようなCMが平然と流されていることには、あまりフェミニストの方は抗議しないのはなぜなのだろうか。あんな呪いこそが差別にあたると個人的には感じる。
ただ、こういう考えから企業活動に対して、不買すべきとも思わない。右にしろ左にしろ、個人が不買するのはいいが集団で圧力をかけるべしみたいなキャンセルカルチャーは卑怯だし醜い。
と、上に書いたように何を美徳として、何を醜く感じるかというのもまた個人差がおるし、美醜のそれと同じでみなが同じ価値観を共有すべきとは思わない。
そんなもん洗脳されたコピーの群れになってしまうと思うもの。気持ち悪い。
さんざんテレビやらなんやらで多様性だどうだ言いながら、そう思わない人たちに思想を植え付ける作業がなされようとしているのが本当に怖い。
世間的な正しさの裏にある傲慢さや強引さみたいかものは、より注意深くあるべきだし、同時にいま【普通】とされている価値観の欺瞞みたいなもんも考えた方がいい。
マクベスのきれいはきたない、きたないはきれいみたいな皮肉にこ注目する時期なんだと思う。モデルがお金を掛けて異国で多くのスタッフに囲まれながら作り上げられるCMの美が、化粧品つけただけで再現できるわけがないのだから。
なんてのは、美意識低くて、自意識迷子のひねくれもんの考えだし、それぞれの美への価値観があるべきだと思う。それこそ単一なわけがないんだから。
鏡よ鏡、世界で一番美しいのは、なんて空気読まない鏡の戯言でしかない。