24億秒
読売新聞に「四季」という小窓があります。ここには、さまざまな句や詩が毎日掲載されています。
2024年7月31日に望月士郎さんの句が掲載されていました。
広島に原子爆弾が投下されて24億秒が過ぎたということです。
新聞やネットでは戦後79年という数字をよく見かけます。
確かにこの数字を見ると長い長い時間が経過したことがわかります。
しかし、2400000000秒と表すと別のことが伝わってきます。
被爆者たちは、
1秒ごとに生を願い
1秒ごとに死におびえ
1秒ごとに苦しみ
1秒ごとに希望を見出し
1秒ごとに戦争を憎しみ
1秒ごとに平和を願ってきたのです。
今日は長崎原爆投下の日です。
県内のほとんどの学校は、登校日として平和集会が開かれます。
生徒には、11時2分の黙とうの時ぐらいは、平和で暮らせている1秒1秒を深く感じとってほしいと思います。