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五感教育

今日の読売新聞の連載「新学力」で,長野県伊那市立伊奈西小学校の取り組みが紹介されていました。
学校林で自然体験などを通して環境教育を進めている学校です。
例えば,1年生の国語の読み物「くじらぐも」は,学校林で雲を眺めながら音読しています。
また,理科で「物の燃え方」を勉強する際は,理科室でアルコールランプを使う代わりに,学校林で木材を燃やして湯を沸かしています。

2019年1月12日のブログにドイツの五感教育について書いていました。

この記事の最後に,ある母親の話が紹介されていました。

雨が上がった後。クモの巣についた水滴がキラキラ輝く美しさは,どんなにデジタルが発達しても再現できないでしょう。においや音,空気感など,自然にあるものを感じ取る力を,子どものうちに育てたい。

読売新聞(1月16日)

これから,教育現場にAIがどんどんと入ってくる時代になります。だからこそ,こういった五感を磨く教育が必要になってくると思います。

五感を磨くことで,自然と共に暮らす力が育つと考えます。
また,自然災害に遭遇した時の生存力も高まるかもしれません。