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学校はなぜ退屈なのか

先日の豪雨と風雨がウソのように青空が広がっています。少し動くと汗が出るような気温ですが、窓から入ってくる風はとても心地よいです。
さて、早朝に目が覚めましたので、読みかけの本を最後まで読み終わりました。

「学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか」(広田照幸 ちくまプリマー新書)

広田さんの本は、何冊か読んできましたのでこの本もタイトルに惹かれて買いました。とても学びが多い内容の本でした。

朝食後に学びを得た部分をノートに書きだす作業をしましたが、4ページにもなりました。書き出す作業は、ページ数と参考になる部分を手書きします。ページ数を書いておくことで、再読する時に役立ちます。

さて、今回は書き出した部分を紹介します。
〇学校は何をなすべきかを考える時には、「目的」と「機能」とを区別することが大切である。
〇今の学校は、大きな目的を見失ったままの教育やおかしな目標を決めてしまい、それに向けたおかしな教育をやってしまっているように思う。
〇学校の機能は2つ。
1つは、子供を社会化すること。
2つは、子供を選抜し評価し社会の中の異なるポジションに振り分けていく。

(前掲書)

退職してもこんな教育書を読んでいるのはどうしてでしょうか。
それは、38年間の教育実践や教育的な経験を理論づけたいと考えているからです。
教師人生を振り返りまとめる作業を進めているということなのです。
きっと。