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釣れる•か•な•?

2015年5月29日

今回は、2年ぶりの小菅川。天気予報では、雨。ひさびさに雨の中での釣行になりそうだ。気が重い。当初は、「一之瀬川」か「水の木沢」を予定していたが、雨の中、「一之瀬川」は足元のおぼつかない年寄りには、増水も怖いし、危険だ? 「水の木沢」は、雨の中の2時間近い歩きは、辛いものがある。それに、崩れ落ちた足元の悪い登山道の歩きもいやだ。

「そんな了見なら釣りなど行くな! 」
と、
何処かから、鋭い声が飛んできそうだ。
で、

歩きも無し、増水の心配も無い、釣りの後も登山道へのアクセスも楽な「小菅川」となった。そして、なにより温泉だ。今年から第四金曜日が定休日になったが、幸いにも今日は第五である。釣りの後の温泉は何を置いても欠かせない条件の一つだ。
7時、いつものように、Sさんを迎えにより、町田街道〜高尾〜圏央道〜上野原の経路を行く。30日まで八王子〜上野原間が道路工事の為、少し渋滞すると聞いていたが、車も少なくスムーズに上野原ICを降りることができた。
空は低く、どんよりと、重苦しく、曇ってはいるが、雨はまだ降っていない。県道33〜18〜国道139号。1時間30分ほどで小菅村に入った。小菅役場は木造のすこし洒落た建物にリニューアルしていた。そこを左折し20分ほどで白糸の滝の駐車場に到着。前回来た時はここに通行止めのゲートがあり、入渓点近くまで車で入れなかった。今日はゲートもなく通ることができ、大菩薩峠登山道入り口の少し先の駐車スペースに車を止める。
沢までは、ちょっとした尾根を5分ほど下り、沢に降りる、流石に小菅は整備されている。沢に降りるまでロープが張られていて、誘導をしてくれる。沢に降りた時はいつもと変わらずひんやりとしている、幸いにも雨がまだ降っていない。鳥の囀りが、我々を歓迎しにそばに寄ってきている。準備を済ませ、Sさんに先行してもらい釣行開始。11:11にSさんが20cm、11:13に僕が21cmのイワナを釣った。その後も順調に20cm前後のイワナをヒットさせた。小菅川ではかってない魚影の濃さである。

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2009年に、白糸の滝の流れが注ぎ込む沢の下流に入ったことがある。全然釣れないので、入った沢自体もかなり水量も少ない小さな沢だったが、さらにその沢に注ぐ極小の枝沢、30m程上流に滝(魚留めの滝?)がある沢に入り爆釣したことがあるが、それ以来のことである。昨日、放流しばかりなのかも知れない? 昼食前までに、2人共、数尾のイワナを釣った。食事を取った場所は、小さな落ち込みがある脇で、その落ち込みには、大物がいるかも知れないと思いを巡らせて、カップヌードルを啜っていた。昼食も雨に降られずのんびりと、コーヒーを入れ、Sさんが持って来てくれたロールケーキをほおばった。
食後もSさんに先行してもらい、第2ラウンドの開始。
食事をした直ぐそばの落ち込みは、だめだと諦め半分で、脇の巻き返しに打ち込むとラインがスーッと静に引き込まれた。竿を立てると強いひきが伝わってきた。13:34に26cm型のいいイワナを釣り上げる。(トップの写真)

この直後も、上流の岩陰から、下の落ち込みにアプローチし、
引きの強い獲物をヒットさせたが、
取り込むため下流へ移動しようと、左足を丸石に置いた瞬間、
滑った。
前に転倒、左手をついた下には、
#4の竿 。無残に砕ける。。
おまけに、左親指の爪の間からは、
滲み出る血が止まらない。
その指を口の中に入れ。右手で、リュックを探るが
救急道具が、見つけられない。
底の方から救急袋を取り出し、バンドエイドで処置。
それでは、血は止まる様子も無い。
今度はガーゼを取りだし、親指にあて、
それを、ひとさし指で巻き付けるように押さつけた。
なんとか応急処置は出来たようだ?。

救急道具は毎回持参している。良かった。ひとまず落ち着きを取り戻した。その後、上流のSさんにガーゼを固定してもらい釣りを再開。この日は、幸いにも、15cm前後の小さな餌取りは一切いなく、二人とも、25cm前後のイワナをのべ15尾ほど釣ることが出来た。
4時少し前、滝の前まで来た。いつもなら、上を目指すのだが、二人とも充分に釣りを堪能していた。ここで納竿。(獲物は全てリリース)
帰りは、いつものように「小菅の湯」でのんびりと……。
釣果も良好。雨にも降られず、

楽しい1日に、感謝‼︎


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……「たくさん釣れて良かったね!
でも、
怪我をしないようにね!」……


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